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幸せを形に残す:ペットフォトグラフィーで家族の記憶を永遠に​​

ペットロス……どう向き合う?
飼い主さんの心に一度はよぎる不安。動物たちの方が寿命が短い。だからいつかは必ず訪れる瞬間。分かっている。もちろん彼らを残して自分が先に死ぬわけにはいかない。分かってはいるけれど、「その時」を自分は乗り越えられるのだろうか?

そんな不安を抱えた飼い主さんに、「愛犬との思い出の瞬間を残してあげたい」そんな思いでフォトイベントを開催されているカメラマンのCHAMAさんにお話を伺いました。

「自分の犬が亡くなって初めて、犬と自分が一緒に写っている写真がほとんどないことに気がついた。あんなに犬の写真はたくさん撮っていたのに……」
と語るCHAMAさん。
日頃は、カメラマンとして撮影の仕事をする傍ら、動画の編集やHP制作などの仕事で活躍されています。

CHAMAさんがペットと飼い主さんの写真を撮る「wanko with」というイベントを立ち上げたきっかけは、大切な家族のヨークシャーテリア「こはる」を事故で亡くしてしまったことから。

「こはる」は先代のコーギー「ダイ」が老衰で大往生したあと、傷心のCHAMAさんの元へやってきたちいさなヨークシャーテリア。
パピーの愛らしさでCHAMAさんに甘える「こはる」との楽しい毎日。そんな暮らしの中で突然その事故が起こりました。
「自分の不注意だった」
この時「こはる」を亡くしてショックを受けているCHAMAさんを多くの犬好きの方が支えてくれたそうです。

その辛い思い出が今のCHAMAさんの原動力になっています。
もっと家族が一緒にいる幸せな時間を残す手伝いをしたい……
そんな思いから始めたわんことの撮影会。
すでに撮ったわんこ(一部にゃんこも)は150匹以上。
わんこも、十人十色。なかなかお座りができないコ、落ち着きなく動いてフレームアウトしてしまう大型犬など、それぞれ個性があり撮影に苦労することもあるそうですが、そのような中でもうまく撮れなかったことはなかったとのこと。

「なるべくナチュラルな表情を撮りたい、撮影した家族がみんな喜んでくれるのがやりがいですね」
と語るCHAMAさん。

嬉しかったのは、お母さん、おばあちゃん、息子さんとワンちゃんの「三人と一匹」で訪れたある家族の写真を撮った時のこと。どうやら反抗期を迎えつつある息子さんの笑顔を見て、お母さんが「久しぶりに息子の笑っている顔を見ました。どうもありがとう」と、とても嬉しそうにお礼を言ってくださったのだそうです。そこに犬がいることで家族の「かすがい」になっている……。CHAMAさんいわく、そんな家族の自然な素の表情を引き出すことがいい写真を撮るコツなのだとか。ペットと飼い主の幸せな瞬間を捉え、残すことがCHAMAさんのライフワークになっています。
150匹もの犬たちと、その家族に対して、CHAMAさんはそれぞれに合わせた写真を提供してきました。自信とプライドを持って、彼女は「私には最高の一枚を撮る自信がある」と語ります。

日頃はあちこちの現場を飛びまわり商業用の写真や動画撮影に忙しいCHAMAさん。そんなCHAMAさんの夢は、カメラが苦手な人でも自分で上手に写真や動画が撮れるようになるレッスンをすることだそうです。
可愛いわんこの写真を残しておきたいと思っても、毎回CHAMAさんの元へ訪れたり、CHAMAさんが出張して撮影に行ったりするのはなかなか大変。ということで、気軽に学んで、自分で素敵な一枚を撮って欲しいという思いが芽生えてきました。

「ほんの少しの知識や技術があれば、写真はグンと良くなります。ぜひ自分で素晴らしい家族の写真を撮って残してもらいたいですね」

大切なわんこ(にゃんこ)との幸せな時間を残す魔法のレシピをCHAMAさんに教わってみませんか?


CHAMAさんのページはこちら
→https://chama.portfoliomyself.com/

わんこのフォトイベント
https://www.wankowith.wankotoissho.com/

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