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あなたの為の物語

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企画物です。依頼があればご連絡ください。大きく宣伝はしません。かなり時間がかかりますので。
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2014年9月の記事一覧

silver bullet 4話

 再び五年前……

 目が覚めるアルジャン。まだ噛まれた場所が激しく痛むが、なんとか身体を起こし、横たわるジリッツァに這い寄る。
「ジリッツァさん……大丈夫ですか、ジリッツァさん」
 身体を揺さぶるが返事はない。しかし、呼吸は有るようなので、死んでいるわけでは無いようだ。
「くそ……僕にもっと力があれば……」
 身体の痛みにもまして、ジリッツァと親方を守れなかった自分の不甲斐なさに、涙がこぼれる。

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silver bullet 5話

 クルクスの街に夜の闇が降りる。ジリッツァはベットから起き上がり、身支度を整え、最後に銀細工のリボルバーを手に取る。
『お父さん、今日も私を守って』
 そう願いを込めると、リボルバーに銀で出来た弾を込め、それをホルスターにしまい込む。部屋を出た所でバトラーに声をかけられる。
「よう、ジリッツァ今から行くのか?」
「ああ、もうそろそろ奴らの動き出す時間だからね。で、何か解った事は?」
 少し顎に手を

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silver bullet 最終話

 一年前・・・・・・

「早く、早くメディウムを探さないと・・・・・・」
 焦りばかりが募るアルジャン。ヴァンパイアになった今、アルジャンは夜にしか出歩くことが出来ず、メディウムを探すことも困難になってしまっていた。
 そして、アルジャンはジリッツァと別れた後、メディウムを探し続けるが、見つける事は出来なかった。
 その間、アルジャンは喉の渇きを動物の血を吸うことで抑えてはいたが、それだけではどう

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