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フィクションの世界で生きる

おはようございます。

最近はよく本を読むのですが
人類の歴史について興味が湧き
サピエンス全史という本を手に取りました。

学生の頃は歴史に興味がなくて
丸暗記してテストしていつも流してたけど

歴史には人類の英知が詰まっているんだ
と最近気づくことができました。


自分が今悩んでいることは
先祖も悩んでいたのではないか

だとしたらどうやって生き抜いてきたんだろう

シンプルにそう思いました。


人類は言語を操りコミュにケーションを取りますが
他の動物もそれはするそうです。

人類、もっと言えば
私たちホモ・サピエンスは
フィクションを作ることで生き残り続け
国を築いていったという話がありました。

目に見えない物を想像して信じること

それを集団で共通認識を持つこと

本の中で出てくる具体的なフィクションは
神様や宗教、国という概念もそうでした。


全て先祖が作り上げたフィクション

とてもおもしろい考え方だと思いました。


もう一つは、人類は私たちホモ・サピエンス以外にも
存在していたという話。

他の動物と同じように人類にも種類が分かれていた。

でも今は私たち1種類しかいない。

勝ち残った理由は
私たちは連携することができたから

と示されていました。


なるほど。
フィクションのストーリーを
集団で信じる力
連携する力
それがこの種族の強みなんだ

そう思いました。


自律神経のお話でも
フレイルという高齢者の虚弱を示す話でも

社会とのつながりが大切だと説いています

その方が生きる力が湧くというということなんでしょうね。


しかもそれはネット上ではなく
目に見えて、手の届くつながりであること

そのつながりが強かれば強いほど
その集団のパワーとなる。

なんだかとてもいい学びを得た気がします。


ではまた。

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