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【ヒトツカタ:シゴト】 あえて「仕事」を「シゴト」と書きたくなった理由

仕事シゴトを意図的に使い分けてます。

あえて「仕事」ではなく「シゴト」と書く理由は、これからのシゴトへの想いを素直に受けとめ、伝えるためです。

私にとってのシゴトとは、「見えない大切なもの見えるようにすることで、先ず自分が満たされ、満たされた自分から溢れでるエネルギー(氣)を、それを必要としている人達と分かち合うことです。」~自分で自分の言葉を引用しています。(見出しの絵は、その想いをカタチにした絵の一部です)

私のこれからのシゴトへの熱い想いは、これまでの仕事抜きには語れません。それは、これまでの仕事の経験があって今の私があるからです。

これまでの仕事

今まで色んな仕事をしてきました。そして、内容はさておき、仕事の意味は、時と共に移り変わってきたように思います。

20代:仕事は「自分でお金を稼いで、自立する」ためのもの、「大人になった証」のようなものでした。

自分で稼いだお金で親孝行の真似事をしていたその頃の自分を、今では愛おしく感じます。92歳になるオシャレな父は、随分昔に私が初月給でプレゼントしたウールのシャツを、今でも愛用してくれています。

30代:「家族を養う為に働かなければ・・・」という想いに突き動かされていました。「キャリアを磨く」なんていう言葉にも翻弄されていた氣がします。

仕事や社会の評価を氣にしすぎ、働きすぎて体を壊したのも30半ばの苦い経験です。昔の自分に話しかけられるなら、「よくがんばったね」と、ねぎらってあげたい氣持ちです。

40代: 仕事と子育てを両立しながら続けてきた修士の勉強が一段落したの機に、臨床現場から大学教育に移し、仕事としては安定期に入った感がありました。その反面、私生活では波乱万丈の時期を、過ごしていました。(また機会がありましたら、いつかカタリベが色々お話するかもしれません。)

「人生、これだけで終わるのだろうか?」という疑問もよぎり始めた時でもありました。

50代:大学での安定した仕事は、臨床の仕事と比べると、格段に自由になる時間が増えました。そこで大学の仕事と両立しながら、Genki Way(元氣道)を推進するプロジェクトに取り組みはじめました。

Genki Wayの活動が予想以上に軌道に乗り、日本での活動時間が増えてきたのを機に、定年を待たずに、テニュア(tenure)教授職からの早期退職に踏みきったのが55歳の時。「あと5年勤めれば、退職金が2倍になるよ」とか、「終身在職権のある教授職を辞めるのは勿体ない」と言われても、退職する氣持ちは揺らぎませんでした。

退職を決めた時は、まだ自分の「これからのシゴト」が見えていたわけではありませんでしたが、組織の枠の中では自分のしたいシゴトはできない、と漠然と感じていました。実験的なスタンスではじめたGenki Way(元氣道)のソーシャルビジネスは、誰もしたことがない道を開拓する大変さと楽しさを教えてくれました。

そして今、60代に突入しています! 今もう一度初心に戻って、これからの自分のシゴトについて考えています。

自分の年をnoteで公表する人は、あまりいないかもしれませんが、話の流れで必要だと思ったので、入れてみました。縁あってこの記事を読んでくださっている読者の方が、最後まで読んで良かったと思えるように、引き続き素直な氣持ちで書いてみます。
ここから読者参加形式を導入します。是非お氣軽にご参加ください。


これからのシゴト

私の今引き受けているシゴトの一つであるエカキのシゴトは、絵を描くことで、目に見えないものを見えるように・感じられるようにすることです。

「シゴトという言葉の持つエネルギー」を、古代文字に重ねて絵におこしてみました。よかったら一緒に読み進めながら、枠の中にある質問を参考にしながら、絵と対話してみてください。

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この絵を見て、先ず何を感じますか? 何を想いますか? 


この絵を描きながら、私が受け取った質問は、

「今何がしたい?」

という問いかけでした。

描きながら聞こえてきたのは、「目に見えない大切なものを、カタチにして分かち合うことで、沢山の人達とつながりたい」という心の声でした。

とりあえず、自分のシゴトだと思っていることとマッチしていたので一安心していると、

また質問です。

「じゃあ、何が大切なの?」


大切なのは・・・え〜と・・・「生きていること・・・生かされていることをありがたく思える自分!・・・自分を支えてくれる家族・・・家族みたいな犬のナナ・・・ナナは食べることが好き・・・そうだ食べ物・・・ヤッパリ自分で作る料理が一番美味しい・・・料理すること・・・庭で育っている新鮮野菜もありがたいな・・・庭仕事・・・野菜を作る・・・作る・創る・・・なんて言っても私noteではクリエイターと呼ばれている身分・・・クリエイターは作ったものをシェアする・・・それはつながること・・・つながりたいのは仲間・・・そして自然・・・エネルギー・・・目に見えないけど感じるもの・・・ドンドン自分にとって大切なものが芋づる式に思い浮かんできました。

そんなことを思いながら、もう一度絵をながめていると、大切なもの全部のエネルギーが一緒になって、絵の中で循環しているように見えてきました。

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そうか! 大切なものは、みんなつながっているんだ!

シゴトとクラシもつながっているんだ!

シゴトとクラシは分けて考えるものじゃないんだ!

そう思った時、これからのシゴトを、生きるシゴトと名づけたいと思いました。

生きるシゴトは、時には対価に見合ったお金をいただくこともあるかもしれませんが、お金のためにシゴトを引き受けることはしません

「仕事をしないと食べていけない」という表現をよく聞きますが、「お金のために仕事をしていると、お金がないと食べていけない」という悪循環にはまってしまうような氣がします。

確かに現代社会では、お金の果たす役割は無視できない大きな要素になっています。お金はいらないというのではないのですが、お金だけに頼らない生き方を考えるのも大事なことだと思います。

自分を大切に、そして周りの人を大切にすることで、人と人とのつながりを育てるという基盤作りと並行した形で、ということを前提にした話ですが、

「クラシと直結した生きるシゴトをしていれば、お金がなくても食べていける。」という生き方もあるのではないかと思いました。もしかしたらこれ、貨幣制度が確立する前の昔の人達が、自然にやっていたことだったりして・・・

コロナ禍の先のみえない不安定な世の中で、今まで通りに生きていこうとすることの選択肢がどんどん削られてきています。もしかしたら、今までの思い込みをリセットして、こうした生き方を試してみる・思い出す時が来ているのかもしれません。

人にすすめる前に、先ず自分が実験台になって、「生きるシゴト」試してみようと思います。

既に一度退職した身ですが、生きるシゴトには「退職」はありません。クラシと直結した生きるシゴトは、生きている限り続きます。

そして、このnoteのプラットフォームを通じて、沢山のクリエイターさん達と繋がり、「生きるシゴト」を始めて氣づいたことを共有したり、一緒に考える場所作りをしていきたいと思っています。

近いうちに、サークル活動(タイトル未定)を開始して、ジャンルにこだわらずに、多方面から「生きるシゴトをしている・したいと思っているメンバー」も募っていく予定です。どんな活動になるかは、未知数が多い分だけ、ワクワクします。

長年大切にしてきたコレクティブジニアス「みんなで天才になろう」というコンセプトが輝く場所になるであろうと直観しています。コレクティブジニアスについては、別の機会に詳しくお話します。とりあえず、コレクティブジニアスのパステルアートの投稿を転載します。


コメント欄でご意見やご感想をいただければ、嬉しいです。

長い投稿を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

最後にもう一度「シゴト」という言葉のエネルギーとつながる機会を提供します。絵との対話に役立つかもしれない質問も、もう一度載せておきます。

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この絵を見て、何を感じますか? 何を想いますか? 
今何がしたいですか?
あなたにとって生きるシゴトとは何ですか?

もしよければ、コメント欄で感じたことや思ったことを教えてください。

この記事のリンクを貼り付けて「あなたにとってのシゴト」とは何か、記事を投稿してください。

これからもよろしくお願いします!



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