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【クラシのはなし】 美しい詩人に出会った日

普段テレビをほとんど見ないママが、昨日は朝からずっとテレビの前に釘付けになっていました。

最初は何かあったのかもしれないと思い、心配してそばにくっついていましたが、怖い事件ではなさそうなので、横でお昼寝することにしました。

テレビの画面をみると、茶褐色に輝く小柄な体をレモン色のドレスに包み、真っ赤な髪飾りをつけた若く美しい人が、よどみなく流れる川のような口調で、詩の朗読をしていました。

よかったらビデオをご覧ください。

WATCH: Amanda Gorman reads inauguration poem, 'The Hill We Climb'

ママは、「どんなハリウッドスターよりも眩しくかがやいていた」と言っていました。

Trivia : これまで大統領の就任式で、詩人を招待して詩の朗読を依頼した大統領は、ジョンFケネディ・クリントン・オバマ大統領の3名、今回のバイデン氏で4人目だそうです。そして今回詩の朗読をしたアマンダ・ゴーマンさんは、その中でも一番若い22歳の詩人です。

「これまでにない・・・」ことが沢山起こっている世の中です。

シングルマザーに育てられ、自らの発語障害を克服して、自分の書いた詩を大統領就任式で朗読するという偉業を成し遂げた、誇り高く自信に満ちたアマンダさんの姿は、アメリカだけでなく世界中の人達の心をつかんだことでしょう。

彼女のように、

困難を言い訳にせず、自分を信じて前進する人、

誰もしていない・したことのないことに挑戦する人が、かがやく時代、

「自分で自分の道を切り開く」人達が、活躍する時代が、やってきたということかもしれません。

イヤ〜、結構疲れました。もう少しお昼寝しよう・・・

 



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