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物を愛するということ

愛用のアイコニックブーツ。
ついに紐をゴムに変えた。
そのついでに撮影。
見た目は前の方が好きだけど、脱ぎ着しやすくなったお陰でどこでも履いていけるようになったからまぁいいか。

3年前、知人からマーチン履きやすいよと勧められた次の日に、たまたま発見。
この子絶対私のために存在してるよな?と直感的に思い試着したものの一旦諦めた。
服や靴を滅多に買わないし、それ故地味でシンプルなものばかり身につけてきた自分が突然これ?というほんの少しの疑問があったから。
でもやっぱりこの子の吸引力は凄くて、どうしても忘れられず、数ヶ月後に買っちゃった。

たかが靴、されど靴。
なんだか不思議なパワーを持った子で、色んなものを私に与えてくれます。
他の靴同様、ボロボロになるまで愛し抜く所存。

決して高級品ではないけど、これに限らず、「良いものを持つ」とは値段ではなく、惚れたものを持つということだと思う。
だからこそ、持つ人に豊かさをもたらしてくれる。

因みに靴を置いてるスツールも、そんな感じでかなり思い入れがあるもの。
どっかのリプロダクト品だけども、多分もうどこにも売ってない。
今の家に引っ越したばかりの時、めちゃくちゃ探して買った。

部屋に置くものにかなり拘りがある方だと思う。
身につけるものと同じで、基本そんなお金はかけないけど納得いかないものは絶対いやだ。

このスツールを選んだ理由は
椅子、サイドテーブル、ディスプレイ、踏み台と全部に使えるというのも大きいのだけど、
部屋全体のバランスとして、黒のアイアンが絶対だった。

が、問題というか自分のめんどくさいとこだなと思うけど、
その質感の分量が自分の中で決められてた。

意味分からない人が多いかもしれないけど、
これよりも座面の厚みや脚の太さがあると、
部屋全体のバランスが成立しなくなるのだ。
かといって、よく見る座面だけ木目のものを置くと、今度は部屋全体通して見た時に木目の分量が多くなり過ぎる。

このスツールのバランスが完璧だった、というか完璧なバランスのものが、めちゃくちゃ探した中でこれしか無かった。

そして思った通り優秀な子で、何にでも使えるし、2つ並べて部屋に置いても圧迫感はない。
この子も自分が買う家具としてはリプロダクト品といえどちょっとお値段したけども、とても気に入ってるし使えなくなるまで可愛がる。
どんな高級品よりも理想のスツールなのだ。


というわけで、大好きなものに囲まれて暮らす自分はとても幸せだなぁという話でした。

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