見出し画像

外出しないかわりに、家で本格カレーが食べられるようになった話

カレーが好きです。

謎につつまれたスパイスの香り、複雑で異国感たっぷりの味わい。ジャンルもお店も多種多様で飽きない。すばらしい。

カレー愛が加速したのはおそらく社会人2年目くらいから。出先でひとりでランチする機会が増えたこともあって、訪問先付近のカレー屋さんを調べては足を運ぶ、ということを繰り返していました。調べればどのエリアにも絶妙に1軒や2軒、有名なカレー屋さんがあるもので、飽き性の私には程よい、日常のささやかな楽しみでした。

画像1

そして食べたカレーは、せっせとinstagramにあげていた。

転職して外出の機会がめっきり減ってからは、そんな#ランチカレー記録も休眠状態でした。しかし、そこで訪れた外出自粛生活。自分のために時間を使うことが得意ではない私がぬるぬると毎日をすごす一方で、なんと同居人がカレーづくりに目覚めたのです!笑

画像2

我が家で生まれたカレーたち(一部)

ということで、この数ヶ月ですっかり充実した我が家のスパイス事情について、せっかくなので簡単にまとめてみようと思います。


|バイブル

私が以前買ったまま本棚の肥やしになっていた、水野仁輔さんの「スパイスの教科書」が大活躍。ポップな紙面や文体の一方で、カレーに限らずスパイス全般に関する情報が網羅されていて、男心をくすぐる模様。

この本を片手に、彼はスパイスを買い足し、毎週のように新しいカレーづくりに挑むのでした。

ちなみに水野さんは他にもたくさんスパイス本を出していて、先日とあるお三方とのオンライン飲み会でカレーづくりの話になったら、なんと全員が水野さんの本を持っていた。


|スパイスの購入

我が家にはもともと、前職を辞める時に「カレー好きの私に」と職場の皆さんがくれたスパイスがありました。(それで私もたまにカレーをつくってはいましたが、新しいメニューには挑戦できないまま月日が過ぎていた。)

このスパイスが山羊印スパイスさんのものだったこともあり、もっぱらこちらで購入。上記の教科書に乗っている珍しいスパイスも、なんなく入手できちゃう楽しいサイト。


|スパイスの保存

保存容器は色々調べた結果、星硝株式会社のチャーミークリアを愛用中。シンプルで飽きない、中身がよく見えて楽しい、蓋があけやすく口が大きいから扱いやすい。最高。

画像4

S3サイズに移し替えて、珪藻土の湿気取りを入れています。

画像6

持て余していた戸棚の下段の引き出しにぴったり。うっとり。

画像7

積み重ねてもかわいい。うっとり。


| そのほかの道具

雰囲気ばつぐんの金属製のすり鉢は、前職を辞めるときにスパイスと一緒にいただいたもの。おろし金は、前述の山羊印スパイスさんで発見して衝動買い。家にもともとおろし金はあったんだけど、あまり使い勝手がよくなかったので、これを機に新調してしまいました。

画像5

なんといってもこのネーミングがずるい。ステンレスでかわいいし、受けさ皿がしっかりしていて安心だし、フックで吊るしておけるところも高ポイント。


かくして私は、家にいながらにして本格カレーを食べられる日々をゲットしたのでした。めでたしめでたし。

画像6

2日がかりでバターチキンカレーをつくっていた時の様子。分かってはいたが尋常じゃない量のバターを使っていて恐れおののいた。美味しいものは高カロリー。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?