適応障害
君の中にいる君の心と
君を形作っている君の身体の
連絡がうまくとれなくなっている
右とか左とか
上とか下とか
早くとか遅くとか
吸うとか吐くとか
身体がきちんと動いてくれない
君は苛ついて
大声で怒鳴ろうとするのだが
声の出し方が よくわからない
掠れた よく聞き取れない言葉にもならないものが
ポロポロとこぼれ落ちるだけだ
君はそれを拾いあげて
やっと自分の状態に気がつく始末だ
とりあえず 眠ればいいよ
だって考えたって
その通りにはならないんだから
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