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Museum Folkwang presents 6 1/2 Weeks with Tokyo Rumando [The story of S ]2020

30代最後を締めくくる海外初の個展がドイツのFolkwang Museum で開催されて私の誕生日に幕を閉じます。
何とも素晴らしいタイミングで私はとても嬉しく思っています。これで20代の過去への清算は40歳までに全て出来たかなと。おそらく。。

Folkwang museumでの展覧会は、写真、映像、テキストを組み合わせた4壁面を使った展覧会となりタイトルは「The Story of S」と題しました。

Museum LINKはこちら 「THE STORY OF S」

「S」は2015-2016に制作した作品で2018に日本で最初に発表しています。
その時にCurator Mr.Thomas Seelig さんが日本に見に来てくださってます。その後アートフェアやインスタグラムで作品やパフォーマンスを見てくださって展覧会まで行き着いたという感じです。

「S」については最初の展覧会からあまり何も語る事をせず短いテキストだけで表していました。正直忙しい事もあり時間がなかったのも理由の一つですが、もう一つの理由として、これまでの「Rest3000-Stay5000-」や「Orphee 」は割と自分との距離が遠い位置にあって外側から見ているような感覚があったのですが、「S」に関しては自分との距離感を悩みました。Sは秘密の女の子です。私ですけど秘密の女の子です。
何ていうか作り方、コンセプトはどの作品も過去をどのように振り返るかがお題なのですが、過去をどのように自分と突き放した見せ方をするかを考えました。愛しい過去にsayonara bye-byeするためにどのようにインフラ整備して自分の世界への道を作って行くか課題でした。そういう意味でマテリアルを変えてみる挑戦をしました。

自分との距離が近い作品でしたので、自分自身も受け入れに時間がかかった作品です。 なので、Folkwang museum の展覧会までにいくつかのパフォーマンス作品を追加してSちゃんとの関連性を高めています。 「Disco Red Dress」「AtoZ」「NarratingLips」「story of S movie」です。あ、パリでもLIVE Performanceをやったりしました。

写真などこれから色々追加しようと思います。とは言え、どこから説明していこう。長い旅になりそうです。まとめるって根気いる。

逆再生的な感じでいいですかね。まずはドイツから!

こちらがFOLKWANG MUSEUMの全貌。めちゃcool.

1906年に創設された美術収集家カール・エルネスト・オストハウスの個人美術館と、エッセンの市立美術館が統合され、1922年にフォルクヴァンク美術館が出来上がった[1]。「フォルフヴァンク」とは、北欧神話の愛の女神フレイヤが住んでいる宮殿の名前フォールクヴァングから取られている[2]ナチス政権下では、同館所蔵の退廃芸術とされた作品が12000点も押収され、海外に売られるか焼却されてしまう[3][4]。また第二次世界大戦の際に美術館の建物自体も爆撃を受け、一時閉館を余儀なくされる。戦後、作品の回収、購入等を経て1960年に再開。1970年代にはコレクションの規模は以前よりも大きなものとなった。1979年には写真部門も創設された。

2007年にはデイヴィッド・チッパーフィールドによる拡張部分が完成した。(wikipedia)

メインエントランスにありますのがWilliam Forsythe "Choreographic Objects" 
なんと!オープニングパーティの時はこちらのフォーサイズの壁を使わせていただきました!
 とても光栄で嬉しいです~!夢かなった! 映像の仕込みがめっちゃくちゃ大変でした。
トークショーにて。 William Forsytheを使ったインスタレーション、(パーティタイム限定)この壁を他のアーティストが使うのも初めてらしい、プレッシャー有り過ぎのscreeningも無事成功!! 
「Disco Red Dress」「AtoZ」を上映させていただきましたー。
オープニングパーティとトークショー、なんとビックリなんですが、250人くらいの集客があってお酒が足りなくなったらしい。Beer---!
通常の4倍くらいらしい。ありがたいです、日本の方もたくさんいらしててお話しできてとても楽しかったパーティでした。
 CourtesyのIBASHO GalleryのMartinもロッテルダムのアートフェアを抜けてきてくれたよ!
ありがとう!
Rumandoと
Folkwang Museum The Head of Photography Department and Curator, Thomas Seelig氏
SOUND LIVE PERFORMANCE はelectronic experimental sound  by Shunsuke Oshio (Dusseldorf)
こちらはinstaglamに動画でUPしてます!

展覧会についてはこの辺りでお開きにしたいと思います。次の投稿はExhibition Catarogについて書こうかと思います。ではまた!
Thank you for providing the photo : Jens Nober

2010ー2020、個人的な趣味で撮っていた写真を人に見せたらどんな風に感じてもらえるのかなと思い、その当時アトリエから近かった写真家、瀬戸正人先生の運営するPLACE Mの写真ワークショップに持ち込んだ事から始まった芸術ロード?
正直、思ってもみない結果で本人が未だに驚いています。
初めての海外美術館展覧会参加がイギリスのTATE MODERNでした、でかすぎて圧倒されっぱなしでした。心も体も。。
(申し訳ありません、私はこれまでほとんど美術鑑賞などにそこまで関心がなく、美術館とかアートフェアとか全くの未知数の場所でした、すいません。。。)
そこを皮切りにparisで個展したりParis PhotoやArt Basel、PHOTO LONDONなどたくさんのアートフェアに毎年参加してきました。インタビュー受けたり雑誌に載ったりとか全然考えてもみなかった事が沢山あってマルチメディアアーティストと呼ばれたり強い女性、フェミニズムのイメージなどなど、、、本人全くの予想外、思いもよらぬ方向ヘたどり着いたわけですが、ここ最近、いや、待てよと。
この10年かけて潜在的に私の中にあったものが素直に作品に出てきた結果じゃないのかと思うようになった。

ただ私はそれをきちんと説明すべく知識がなくて気持ちが追いついてなくて焦ってて、、、この数年間はずっとオファーが続いて幾つかお断りした案件もありますが、長い期間プレッシャーとアーティストイメージを模索する焦りの日々の中、作り続けて来ました。兎に角自分ができることだけを我武者羅にやってきたらこんな感じじゃないのかと冷静に考えている訳です今ここで。。
皆さんの応援ありがとう!強くなれたかしら?私。
そんな美大も芸大も出ていない写真勉強した事ない芸術ノーキャリアのナース兼フリーダムアーティストが活動10周年を迎えます。始めた頃は30歳だったから、ギリガール。10年間とても楽しかったな!
私のこと色眼鏡で見る人もいるし、元来、私は生意気なので好かん人も沢山いるとは思うんだけど嫌われないことに特に時間を割きたくない、自分の人生をどのように生き抜くかがテーマなので、自分を愛することに注力したい。自分を愛せてないと人も愛せないと思うんよ。
あまり色々な人に対して偏ったりは出来ないが意外と依存される、お母さんのように思われるが、私は誰のお母さんでもない、一人の女である。

色々乗り越えて頑張ったよと言いたいね、自分に。自分の歩みでたどり着いた場所と堂々と言いますよ。しかも、めっちゃ健康なんだよ。結果、なんだかんだでコントロールできていたんだなと。精神も身体もダメになってしまうケースもあるから。強く生きるにはセルフコントロール力何じゃないかと思う今日このごろ。
嫌なら逃げていいしやりたいなら続ければいいし。そしてチームは特別でチームを組んでくれた方にはとても感謝している。

並びに40歳の女になりました。
40歳ってもう動けないんかも、、とか歪んだイメージを持っていたんですが、なんていうかな健康で有ればまだ意外に若いなと思っていて、これからたくさん勉強しても遅くないんじゃないか?むしろこれからが若造の頃より色々知って来て面白いんじゃないかと思考を変えてみた訳です。人生100年時代と言われる中で40代なんて折り返してもいないのよね。私はチビで童顔なので海外だと学生に間違われてタバコを売ってもらえない。若く見える訳です。よし、この路線悪くないと超前向きな姿勢なのであります。いつだって前向きなんですが。過去を使うけど前しか見てないという感じ。








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