気分障害

感情が自分自身でうまくコントロールできなくなり、普段の生活がうまくいかなくなるのが、気分障害である。

基本的な症状

感情の抑うつ、あるいは躁状態への変化がある期間持続する状態。うつ状態と躁状態を反復する傾向が強く、様々なストレス状況が影響するとされている。

発病年齢

思春期以降。年齢と共に発症数が増えることが特徴的。

原因

発病しやすい遺伝子素質と環境要因が複合していると考えられている。

うつ状態

・抑うつ的で悲観感情が見られる。
・思考内容は自責的、時に他罰的。
・活動性が低下し、食欲低下・体重減少・食欲減退。
・朝状態が悪く、夕方には改善するなど症状が1日の時間帯で変化する場合もある。

躁状態

・感情は爽快で、精神的興奮が見られる。
・楽天的な思考内容が見られ、活動性の亢進(高ぶり)、多弁が特徴的。
・睡眠時間が極端に短縮し、疲労を感じにくい。
・睡眠がうまくとれない症状が現れるが、短時間での睡眠で十分と解釈される事が多く自覚的訴えは見られる傾向が少ない。

気分障害は薬物治療が中心

無理にカウンセリングを行おうとするのではなく、すぐに病院等、リファーを心がける。
安易な自己判断でカウンセリングを引き受けてしまうと、クライエントの症状を深刻化させる可能性がある。

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