強迫症

私達人間は、時に物忘れがあったり、間違いをしなかったか記憶が定かではなくなる事がある。
火は消してきたか?
鍵をかけたか?
など誰でも経験してきたであろう。

強迫症の症状


しかしこの経験が過剰に気になってしまい、強迫観念(危険を恐れる気持ち)とその危険を除外し、脅迫行動(不安を打ち消すための行動)に支配されてしまう状態に陥ってしまう症状がある。
この症状を強迫症という。

強迫症は、考えたくない事が繰り返し頭の中に浮かび上がり、それを打ち消す努力をすればするほど不安が強くなる。それが無意味である事はクライエント自身も自覚している場合が多いが、それでも繰り返し気になってしまう状況に陥ってしまっている。

具体的な行動

・外出する際に鍵がちゃんとかけられたかどうか何回も確認する
・不潔な状況に異常な恐怖感を抱き、手を洗う行動がやめられなくなる

やめたいけどやめられない、考えたくないけど不安で考えがやめられなくなるなど、クライエントの心理的負荷は非常に大きいのも特徴である。

治療には、薬物医療が必要

強迫症状の苦痛に対する十分な理解と共感的な対応も非常に重要で、心理的支援が必要とされている。

強迫症状は、心理的支援を重視しすぎず主治医の支持を仰ぐことが重要である。。

主治医の了解が出なければカウンセリングを実施する事はできないので、安易にカウンセリングを進める事のないように注意が必要である。


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