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新蘆屋探偵構想メモ1
次回作以降に向けて、読み込む資料を厳選する作業をした。郷土史についてなんちゃら、ってのをエンタメに落とし込みたい。
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中心にしようと思ってるのが、上記の、古文書を解読した本である。僕が生まれる前にざっくり整理して本にしただけで、詳しい解析の手は及んでいないようである。
この本は神職の隠れた大物の足跡を辿る本で、その主人公格にあたる人物が生きた年代の関係で、水戸藩での徳川斉昭の宗教観と攘夷にダイレクトに繋がった本だ。そこを僕が取り入れて小説を書く際には、歴史物にせず現代からの視点でどう出すかはかなり焦点になると思う。
もう一つ、この本で繋がるのが、平田篤胤である。平田篤胤は、常陸の山から来たという天狗少年を江戸で拾い、育てる。育てたら、神道一辺倒の篤胤の思想に変化があったのは有名である。
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そのラインで平田篤胤と常陸は、とても関係がある。
僕が執筆する小説、常陸の修験道の話をメインに据える予定でもあったのだが、ちょっとわからなくなってきた。
だが、篤胤は道教や修験道(天狗)に接近していったので、よく読めば繋がると考えられる。今のところは、なんとも言えないが。
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常陸の民間信仰についての僕の、自筆の覚書と、常陸の民話の冊子、ここらへんを使い連作形式にしたく思っていて、そうすると当初と予定は大きくズレる。
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観光案内パンフレットも使おう、と。
やっぱ作品内で名所案内も軽く出来るといいよね。
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「ひたちの民話」に書いてあって印象深かった言葉がある。
広辞苑では民話とは「民衆のなかにうまれ、口から口へと伝承されてきた説話」と解されている、口承文芸、口碑だ、と。また、伝説と民話は違うと考えるひともいるがこの編者は、民話には神話あり伝説あり、とんち話や悲しい話や世間話があり、総称として「民話・昔ばなし」としているのだ、という。
そしてなにより、編纂理由が、民話の語り部として活動してきたが「本」にすることで一期一会で後世に伝承したいという気持ちから編纂をしたのだという。
上記が僕の小説「蘆屋探偵事務所録」のリンクである。
この小説を設定を変えてrewriteするプロジェクトが、今語ってきた、次に書く小説、のことである。
ここまで書いておいてなんだが、執筆来年になりそうだ。
と、いうことで歩みは遅いけど、必ず誰かには刺さるような作品をつくりたいと思っている。
小説には長さという奴があり、なんとなく入りきらないし時間をかけていたら作業進まないので、ある程度断念して進むしかない。
えーっと、ちょっとなに言ってるかわからない「構想メモ」になっちゃったけど、なんとなく伝わったのではないかと思う。
数年後にnoteの神話創作文芸部ストーリアで連載するかもしれない話を今、されても困るだろうが、エッセンス的には、読みようによってはドキドキしないかい? しないかぁ。仕方ないなぁ。
民話、神話、伝説。口承文芸。それらの奔流を、ここで書いてきた。
で、たまに覚書として、小説に使う素材をエッセイや日記、雑記にしてハッシュタグつけてたまに掲載したいと考えている。
実は今日はその第一弾だ。
今後ともよろしく。
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