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正体隠匿異世界バトロワ「リベンジェンドストーリー」の魅力について


正体隠匿異世界バトロワ「リベンジェンドストーリー」の魅力について
話していきます。

このボードゲームが目指した所はたくさんありますが、
大前提として、誰もが満足のいく最近の売れ筋のボードゲームを目指したわけではありません。バランスが取れていて、負けたけど納得がいく、満足できるようなゲームではありません。

このゲームが目指したのは圧倒的な神回です!ドラマです!興奮です!


荒らしの前の静けさであり、一瞬の火花のような駆け引きです!
勝った時の嬉しさであり、負けた時の悔しさであり、終わったあとの
アフタートークの楽しさです!
「あの時、ああしておけば・・・」「私はこうしたかったんだ」
「あの展開はさすがにヤバかった」「正直ギリギリまで悩んでた・・・」
など、尽きない会話ともう一回やりたくなるリプレイ性・・・
それがこのゲームの目指したものです。

それぞれのキャラクター能力は、ハマるとどれも鬼のように強かったり、
悪魔のように理不尽です。アイテムカードも、すべて同じコストで買えますが、能力はピンキリです。また、キャラクターの能力を向上、もしくは改修する専用武器になるレガシーも、それがもし揃った時は、恐ろしい力を生みます。

マップ効果も激しいものが多いです。

この一見理不尽な、ユーロゲームよりアメリカライクなカード効果が目立ちますが、このバランスを取るために、

4年で400回以上のテストプレイをしています。


このテストプレイは、こんなイメージになります。
一旦最適解なゲームバランスにして、それを少しずつアッパー調整して、
そのギリギリを目指していく・・・
最近のゲームは公平性や、バランスが重要視されていますが、
リベンジェンドはとにかくどのアクションもどのカードも、楽しさになるべく直結してほしいという思いで調整されています。使われるときついけど使ってて楽しいならそれを限界まで突き詰めます。

その調整を最も顕著に行ったのはキャラクターです。


キャラクターはもう一つの重要なコンセプトを入れてテストをしました。

それは、

「始まる前から楽しい」

です。
先日、世界で一番有名なカタンの作者が亡くなりました
(カタンは、家族や親せきでも遊ぶゲームで本当に大好きです、ご冥福をお祈りいたします)

そしてこのカタンが凄いのは、個人的には始まる前から楽しいという事だと思いました(他にも凄い所は無数にありますが今回は割愛いたします)
カタンはその準備段階(ここで勝負が決まるという方もいますが)
最初の街をと道を2つおく、あの瞬間から楽しい。
それをこのリベンジェンドストーリーにも生み出したかったのです。

リベンジェンドは、最初にキャラクターの選択があります。
この準備段階から楽しいを目指しました。
どのキャラクターをやるか迷う・・・この瞬間ってすでに楽しくないですか?
また、この悩みが最高に悩ましくなるように、キャラクターは、
このゲームで最もバランス調整をしました。
結果、

どの3人が来ても悩ましく、始まる前から楽しいものになりました。


また、このキャラクター選択は、正体隠匿バトロワとして、
もう一つ大きな意味を持っています。
それは、味方の推理が進むということです。
最初に渡される3キャラ(7人プレイ以上で2)は同じチームです。
つまり、味方はアナタがもつ3キャラ以外になります。
手探りで始まるゲームで、味方の〇〇ではない、情報を持って始められる
というのが今度は、このゲームに慣れてきた時の戦略の奥深さと、
キャラクターを選ぶ時の情報としても役に立ちます。

バランスや公平性よりも

ドラマや興奮を優先するボードゲーム

にする為に、
その振れ幅を最大限にする為に、最大限のバランス調整を行っているのが
このリベンジェンドストーリーです。

それが成立する為に、繊細な調整を何度も何度も何度も行いました。
是非、リベンジェンドで肌が焼けるようなヒリヒリ感や、
血が沸き立つような興奮を味わってほしいです。

また、リベンジェンドは20キャラクター全てが、
全く違うプレイ感を提供します。
大きく分けるとチームごとの色はありますが、それぞれの強みがはっきりと違います。
たくさんの違ったプレイ感があることで、

ボードゲームを愛する全ての人に捧ぐ

というキャッチコピーも入れました。
正体隠匿が嫌いな人は申し訳ないですが、嫌いでなければ、どんな人にも刺さると思います。


例えば騎士は、リベンジェンドでカードコンボを決めるキャラです。まるでドミニオンを始めます。
じゃあドミニオンやればいいじゃんと思うかもしれませんが、
正体隠匿バトロワの最中にドミニオンやる・・・どれだけヒリつくか想像してみてください。いつものコンボの重みが変わります(苦笑


また、リップ・ヴァン・ウィンクルはリソース管理でリソース勝利を目指します。そういうゲームやればいいじゃん?違います、戦場でリソース管理するとその1ソウル(金)の重みが違います(苦笑
リアルに自分のライフと天秤にかけてリソースを生まなければなりません、そして死んではいけません。周りがわいわいやってそれに合わせつつ、カイジばりのデスゲームに孤軍奮闘するキャラです(本当に身を守りたくなります(笑))


また、正体隠匿好きにとっても新しい体験があります。
陣営の裏切りや裏切らせるという行為です。
一番の代表例は狂人です。狂人は人狼でおなじみのかき回しキャラですが、
狂人はいくらかき回しても人狼チームです。
でもリベンジェンドの狂人は違います。全く強化されない代わりに、
勝利条件を複数持ちます。どこの勝利条件を満たそうか、誰を裏切ろうか、
踊り狂います狂人というよりジョーカーです(笑)
(それでも狂人をプレイすると人狼ゲームの狂人っぽさを味わえるのが魅力です♪)
また、生き残った市民は、相手を裏切らせます。
人狼や正体隠匿好きも、きっとこの展開にはのめり込むはずです。

もう、どのキャラやどのアイテムやどのマップを語っても語りつくせませんが、とにかく語っていこうと思いますが今日はこの辺で!

読んでくれてありがとうございます。

また、このボードゲームは、クラウドファンディングのご支援のおかげで完成しました。本当にご支援ありがとうございます。

そして、本来ゲムマは試遊とサンプルの予定でしたが、
クラファン発送後に間に合う事になったので、
一応少量ですが事前予約やってますので、よかったらご利用ください。

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