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【ジーマーミ豆腐】美味しく食べて老化に抗うことができる!?
沖縄の郷土料理「ジーマーミ豆腐」には、健康・美容効果が優れていることがわかりました。ジーマーミ豆腐とはどんな食べ物なのか?栄養効果とともに解説していきます。
|ジーマーミ豆腐とは??
ジーマーミ豆腐とは、「落花生」と「芋くず」で作られた豆腐です。一般的な豆腐は「大豆」と「にがり」が使われますが、ジーマーミ豆腐にはそれらが一切入っていません。
ジーマーミとは沖縄の方言であり、「落花生」のことを指します。「ジー」=「地(じ)」であり、「マーミ」=「豆(まめ)」を表しています。「地の豆」ということになります。
落花生は地面に実をつけるので「地の豆」と呼ばれるようになったのでしょう。
|ジーマーミ豆腐の食べ方はいろいろある
お酒のおともにも、デザートにもなるジーマーミ豆腐はレシピが豊富です。おつまみとして食べる場合は、酢味噌・おろししょうが醤油・わさび醤油などをかけていただきます。
デザートとして食べる場合には、黒蜜・砂糖醤油などをかけて食べます。プリンよりもしっかりとした食感が楽しめる一品です。
食事系ではこんなレシピもあります。
〇味噌汁(豆腐の代わりにいれる。火をかけすぎないようにするのがポイント)
〇野菜サラダ(和風サラダの中で豆腐サラダというものがありますが、その豆腐の代わりにジーマーミ豆腐をのせます)
〇もずく(ジーマーミ豆腐にもずくを添えます)
〇ラー油のせ(食べるラー油をのせます。おつまみにピッタリの一品です)
〇フライ(ジーマーミ豆腐をフライにします。ジュレポン酢を添えるとさらに美味しくなります)
〇黒蜜ときなこ(黒蜜ときなこをトッピングしたスイーツです)
〇揚げ出し豆腐(ジーマーミ豆腐を豆腐の代わりに)
〇ぜんざい(白玉の代わりにジーマーミ豆腐を使います)
|ジーマーミ豆腐のカロリーと栄養
ジーマーミ豆腐のカロリーは100gあたり105kcalとなります。ちなみに、同じ100gで木綿豆腐は72kcal、絹ごし豆腐は56kcalです。落花生を使っていることもあり、大豆の豆腐と比較すると少しカロリーは高めになっています。
大豆の豆腐よりもジーマーミ豆腐のほうが食感はしっかりしているので、食べ応えがある分、少しの量で満足できるのでカロリーだけで比較できないところもあります。
ジーマーミ豆腐のおもな栄養は以下になります。
ビタミンB1
ビタミンB1は炭水化物の代謝を助けたり、皮膚や粘膜の健康を保ったりしてくれます。体内に溜めて置けない栄養素となっているので、食べ物で摂取していく必要があります。
ビタミンE
ビタミンEは老化をすすめる活性酸素を抑制してくれる効果があります。老化防止が期待できる栄養素です。
リノール酸
リノール酸は脂肪酸のひとつで、人間の体内でつくることができない栄養素です。血液中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあります。
ナイアシン
ナイアシンは、摂取した栄養素をエネルギーに変えている酵素の働きをサポートします。皮膚や粘膜の健康維持にも一役買っています。二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解し、肝臓の負担を軽くします。
ビオチン
アレルギーの原因と言われるヒスタミンの原型「ヒスチジン」を尿中へ排泄してくれます。他にも、疲労物質である乳酸の代謝を助けたり、DNA合成について関わったりしています。
ミネラル
貧血予防に効果のある鉄分・亜鉛を含みます。血行不良を改善してくれる働きがあります。
オレイン酸
お肌の乾燥や小じわを予防・改善してくれます。便通を整える効果もあり、美肌には必要な成分といえるでしょう。悪玉コレステロール値を下げる働きもあるので、生活習慣病の予防に役立ちます。
|まとめ
ジーマーミ豆腐は美味しいだけでなく、レシピの幅も広く、さらには健康・美容に嬉しい成分がふんだんに含まれていることがわかりました。おうちごはん・家呑みにジーマーミ豆腐を加えてみると、美味しく健康維持できるでしょう。
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