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【本要約】嫌われる勇気

本書は、アドラーの思想(アドラー心理学)をまとめた一冊です。
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という
哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。
この世界のひとつの真理とも言うべきアドラーの思想を知って、
あなたのこれからの人生はどう変わるのか?
もしくは、なにも変わらないのか…。
是非、最後まで読んでみてください。


トラウマを否定せよ

  • 不平不満があったとしても「このままのわたし」
    でいる方が楽であり安心である

  • 変われないのは自らに対して「変わらない」
    と決心をしているからである

  • 最初にやるべきことは「今のライフスタイル」をやめるという決心

全ての悩みは対人関係

  • 短所ばかり見つめ自分を好きにならないで
    おこうとするのは他社から嫌われ、
    対人関係の中で傷つくことを恐れているから

  • 劣等感=優位性の追求≠劣等コンプレックス
    向上したいと思うように何らかの理想や目標を掲げ、
    到達できていない自分に対しまるで
    劣っているかのような感覚を抱く

  • 学歴が低いから成功できないなどは劣等感をある種の
    言い訳に使い始めた状態(=劣等コンプレックス)
    ⇒主観的な解釈で自らを納得させようとしてしまっている

  • 健全な劣等感は”他者との比較”ではなく、
    ”理想の自分”との比較である

他者の課題を切り捨てる

  • 他者の期待を満たすために生きているのではない

  • 他者も同様、思う通りに動いてくれなくても怒らない

  • 自分の課題と他社の課題を分離して考える

  • 対人関係のトラブルは・・・
    ①他社の課題に土足で踏み込むこと
    ②自分の課題に土足で踏み込まれること
    (悩みは全て対人関係である)

  • 誰の課題か分ける方法
    ⇒その選択によってもたらされる結末を
     最終的に誰が引き受けるのか?

  • 承認欲求や誰からも嫌われたくない
    という思考が自由を奪っている

  • 他者の評価を気にかけず、
    他者から嫌われることを恐れず、
    承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、
    自分の生き方を貫くことはできない
    ⇒”自由”とは”嫌われる勇気”を持つことである

世界の中心はどこにあるのか

  • 対人関係のゴールは「共同体感覚」にある
    私はこの人になにを与えられるか?
    ⇒共同体(ex.学校、会社)へのコミット=所属感

  • ただし、関係が壊れるのを恐れて生きるのは
    他者のために生きる=不自由な生き方 である

  • 課題の分離から共同体感覚へアプローチするために
    横の関係に基づく援助(勇気づけ)が重要となり、
    能力のある人が能力のない人に下す評価(劣等感)となる

  • 自分には価値があると思えるために一番大切なのは
    他者を評価しないこと
    ⇒感謝や喜びを伝える
     自らが他者に貢献できたことを知る

  • 自らの主観によって
    ”私は他社に貢献できている”と
    思えたときこそ自らの価値を実感できる

  • 他者を行為レベルではなく存在レベルで見る

  • 誰か一人でも縦の関係を築いているとしたら
    無意識のうちに対人関係を縦でとらえている
    ⇒年長者を敬うことは大切だが、
     意識の上では対等であること
     そして主張すべきは堂々と主張することが大切

「いま、ここ」を真剣に生きる

  • 自己への主着を他社への関心に切り替え、
    共同体感覚を持てるように必要なのは
    下記3つである

  1. 自己受容
    ありのままの”わたし”(変えられないもの)を
    受け入れ変えられるものを変えていく
    勇気を持つこと

  2. 他者信頼 ※信用(何かを担保に信じる)ではない
    無条件に他者を信じること
    裏切られたときに傷を浅くしようと
    信頼することを恐れていたとしたら
    誰とも深い関係を築けない

  3. 他者貢献
    自分を受け入れることができ
    他者を信頼することができれば
    他者は仲間になり
    仲間である他者に何らかの働きかけ(貢献)をすること
    ⇒”わたし”の価値を実感できる

いかがだったでしょうか。
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