いとおしさ 2007年8月10日
落ち込んだり
もう今日はどこにも行きたくない
なんにもしたくない
誰とも会いたくなんてない
今日はちょっと誰かと飲んだり笑ったりする気分には
なれそうもないと思っていても
ちょっと頑張って外に出て
会うと一瞬で元気にさせてくれる人がいる、ミラクル
それで
さっきまでものすごくどろどろで重たいものが
あたしにのしかかっていたのに
それが嘘みたいに消えちゃって
いつの間にか顔がおかしくなるくらい笑っていて
そういうことが本当に驚きで
あたしはそんな瞬間がものすごく好きだ。
なんでなんだろう、
どうしてこういう空間が世の中には存在するんだろう、
どうしてこういう人と人とのつながりが
人間は生み出せるんだろう、
なんでもない、当たり前でさりげなくて
そしてとても危うくてもろくて
だけども深くて優しくて心地よい
そんな人とのつながりを感じられる瞬間が
本当にいとおしいなと思うんです。
「いとおしさ」というのは
紙一重な、すごく刹那的な感情で
「切なさ」とか「苦しさ」とものすごく似通っていて
少しでもずれると苦痛になってしまうような
そんな一瞬にのっかった感情だと思います。
でもだからこそ
その「いとおしさ」には意味があって
だからこそいとおしいと思うことが
とても貴重で
幸せなことなんだと思うのです。
暑さで頭がやられてしまったわけではないです。
偉い人でもないです。
ただ少し、本当に感動したんで
人間ってすげぇなと思ってしまったので
かいときました
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※この記事は、2007年8月10日の日記を転載したものです
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