最推しって言葉のわかりやすい魔力

推しって言葉が一般化して随分経った気がする。オタクの世界以外でも結構聞くなって思う。会社の人とかたまに言ってるしね。

僕も推しが居る。たくさんいる。Vだったりアーティストだったりそれはすごい色々なんだけど、時々考えてしまう事がある。「〇〇よりも〇〇のがやっぱり好きだわー!」って。
多分みんなそういうタイミングってあるよね?

今の世の中だいぶ推しが消費される世界になってしまった。良いのか悪いのかわからないけど、スピードは速くなってると思う。
でも好きな物は好きで居続ければ良いんだよね。それを笑う奴がいるのが問題だと思うけど、まあ話の流れでそういう事をつい言ってしまう事もあると思う。

本題だけど、最推しって言葉あるよね。〇〇よりも〇〇のが好きだわ、って奴。僕も良く考えちゃうんだよね。まあVを普段見てる限りはそんなに多くないんだけどVsingerはヒメヒナと花譜とメリッサがずーっとその気持ちをぐるぐるしてる。

ヒメヒナのライブを愛してる。もちろん曲は大好きだけど、真価はライブパフォーマンスかなと思う。大きい物から小さい物までたくさんライブに行ったけど、最高のライブだと思う。それはアエナイボクラからのアイタイボクラってテーマからのストーリー性も含めてだけど、配信のリプレイとDVDと、再公演。通しだけで数えても10回は見てる。こんなに見たのは今までで一番だ。最推しだと思う。

花譜の曲を愛してる。正直初めて聞いた時は声質が苦手だったけど今では大好きな声になった。カンザキさんも好きなんだけどどっちかと言うとそっちは後出しで、花譜の声と歌い方と音源なのに意味がわからないレベルで籠っている感情の量に惚れた。花譜の卒業ライブは一度しか見てないのに今でも感情を伴って強烈にリフレインする。V.W.P.の曲は関係性も含めてだけど全部聞くだけで泣ける。最推しだね。

メリッサキンレンカの声を愛してる。もう貴方はいないけど忘れられない。転生や引退はいくつも見てきたけど居なくなって半年経つのに名前だけで泣きそうになるのは貴方だけで。もちろん転生後も応援してるんだけど、なんか足りない、もっと違う物が欲しいって思ってしまう。我慢出来なくて残っている切り抜きや歌を聞いたら心を深く抉って傷跡だけ残していく。亡くなった人は最強って事いうけどそういう意味ではもう超える人は出てこないのかな。誰も越えられない最推し。

多分こういう事ってみんなにもあると思うんだけどどうやって解決してる?
最推しって日常的に言ってる人はこういう迷いってないのかな?単推しで絶対に横目をみない?流石にそんなことは無いと思うんだけど。

僕はもうそういう物なんだって思う事にしてる。最推しだって思う事はたくさんあるし、〇〇より〇〇のが良いな!って思う事もたくさんある。
でもそんなことに意味は無くてラベリングでしかない。どっちを好きな自分も自分でしかなくて間違ってないんだと思う。そう言い聞かせてる。

正解とか無くてこれからも続く事なんだろうけど、最推しなんて決める事に意味はなくて、全部一番好きで良いと思う。決めてしまう事で考えが寄ってしまう方が勿体ないし無駄だから全部を好きで誇れる人間になれるように頑張ろう。


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