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【仕事の愚痴】Give me 具体例〜先ず汝の意図を明らかにせえ


孔子の教えにありそうよね。
(写真は熊本にある謎の孔子公園にて)


仕事上で会話をしてる場合、大事なことなら、何が目的でそれを話しているのか質問してるのか、先に言ってほしいなと常日頃思っている。かと言ってあまりにもさ、仕事できます風パーソンみたいに「理由は3つあって〜」みたいなのを多用されてもキモ!!ってなるんだけど。面倒くさいかもそれないけど、私はそう思ってる。

(孔子の教えではなかったし、意味全然違ったの、すでにこの時点で判明してるけど気に入っているのでこのままで進める)

私はここ4年くらい、輸入とか物流の仕事をしてるから、他の部署の人から「いつこの商品が届くのか?」という質問がしょっちゅう来る。質問が来るのは別にいいんだけど、たまに失礼な輩がおる。


そして半年前くらいに事件は起きた。


営業のAさんと、営業のBさんがなにかミーティングしてるのは知ってた。Aさんは女性でその会社では中堅で、ちょっと威圧的な性格でみんなに恐れられてた。Bさんは男性でAさんの後輩。あまり賢い方ではなくて、他の人から言われたことを考えずにそのまま実行するタイプ。(よく言えばかわいい後輩)Aさんからチャットが飛んできて、「このメーカーの商品が乗ってる船は着いてますか?」と質問が来た。それは一ヶ月くらい前に着いてて社内に連絡もしていた。5分後くらいにBさんから同じメーカーの商品が乗ってる次の船の予定を聞かれた。それはまだ出港すらしてないから、船のスケジュールはわからないと答えた。なんか嫌な予感がするなーと思いつつ、無視して自分の仕事をしていた。


A is やっぱり coming


すると、上の階から、ドンドンドン!カツカツカツ!と、女性の靴特有の音の最骨頂みたいな音がしてきた。あー私に向かってくるな。なんだよ、船が来てないことに変わりはないんだよ。と思いながら待ち構えた。


「輸入してからのシステム入力が間違ってるんじゃないですか?(だから在庫が反映されてないのでは?)」といきなり怒鳴ってきた。(多分怒鳴ってるわけではなく、デフォルトが黒板を爪で引っ掻いたみたいなキンキンするちょうど不快な声)
今振り返って文字にしてるから、ちゃんと漢字で表記できてるけど、その瞬間は本当に、
MACHIGATTE  RUNJA  NAIDESUKA?としか聞こえなかった。音の羅列を変換するのに時間を要した。


複数名いる会社で働いている人なら分かってほしいけど、万が一私がシステム入力間違ったとしても、入荷してからそれを誰も気づかずに一ヶ月放置されることはほぼありえない。「そんなはずはない」とお伝えしたけど、一応データ確認するので待ってくださいと、近寄ってくる黒板ネイルボイス姐を、物理的に静止した。手を顔の前に出して、目の前の人の動きが止まるなんて、ブルーノ・マーズのUPTOWN FUNKでしか見たことなかった。私と姐さん、意外とファンクのバイブス合うじゃん。

Stop, wait a minute. のところね

(一応レファレンスも載せておくわ。久しぶりに聞いたけどいいね☆)

話が逸れたんだけど、15分くらい前に聞いてきた船の予定の質問は、本当はその中の特定の商品の在庫状況と今後の入荷予定を知りたかったようだ。彼女の予測に反して在庫の減り具合が早かったから、なにか間違いがあったと早合点したようだった。かなりの迷惑な早合点で、脳で一度考える前に脊髄反射で社歴の浅い私のせいにされたようだった。私は全然間違ってなかったし、もはや私の仕事ではないけど出荷履歴もまとめてあげた。どこかのお客さんが爆買いしたとかでもなく、順当に売れてただけだった。


黒板ネキに反論

前の大阪の会社では、私はイギリス帰りの標準語を喋る非関西人という珍しい種だったので、それをいいことに(私が正しいと思うことは)何でも好き勝手言っていた。予想よりも早く辞めることになったけど、それでも3年くらいしかいないから嫌われてもいいと思ってた。(でも多分味方の方が多かった。)ので、みんなが恐れているこの黒板姐にも「今後なんですが、本当に知りたいことがあるなら、船の予定とかざっくりした質問じゃなくて、要点を具体的に、そしていきなり口頭ではなくてメールで言ってもらえますか?そしてらこちらでデータを確認して、証拠とともにお伝えできるので。ご理解の程よろしくお願いします。」という旨のメールを送って差し上げた。このMs.黒板は、自分よりも若くて後から入ってきた女性に特に強く当たる傾向があって、同僚にこの話をしたら「よくやった」とお褒めの言葉を頂いたけど、同時に、私のように宇宙人ポジションじゃないとなかなかできなかったね、という話に落ち着いた。(でも本当は誰だって不快なことは相談していいはずなんだけどね)


私からしたら謝罪が必要なレベルの冤罪で怒鳴られたんだけど、黒板ネイルは「了解です」とだけ返信してきた。ウップス!うわまじかよ。了解じゃねえよ。でもその件以降、私が教えてあげた船会社のサイトから自分でスケジュール見たりし始めたから、生意気メールも多少なりとも効果はあったみたい。


黒板パーソンにならないために

そんな訳で、コミュニケーション潤滑にするためにも、相手の時間と仕事を尊重するためにも、何か質問や要求があるときは、その理由や目的もきちんとお伝えするように心がけている。そして急ぎじゃないなら「できれば今週中に」とか書くようにしてる。礼儀とかじゃなくて、普通にその方が早いしストレスがない。


仕事以外でよくある話だと、「明日暇?」だけ聞くんじゃなくて、要件も伝えるみたいなこと。仕事終わりに映画館に行こうとしてたとして、久しぶりに知人から連絡きてよくわからんサークルのお話だったら、意味わかんないサブカル感満載の洋画を観に行かせてほしいし、ご飯のお誘いだったら一瞬迷うし、仲のいい友人が「もーちょっと聞いてよ!」的なのだったらいい感じに長居できるところ見つけてすっ飛んで行くしな。


黒板族はどこにでも存在する

一つ前の投稿にも書いたように、私は2月から新しい会社で働いているんだけど、ここでも数名黒板系がいてちょっとストレスフル。「10時からMTGするけどいける?」みたいな、簡単な質問を「カジュアルクエスチョン」として、全く違う仕事をしている時に「◯◯社の先月の支払いあったっけ?」的な何かしらのデータを確認しないといけないような質問を「知らんがなクエスチョン」と勝手に定義付けると、この二つの区別をできる人とできない人がいるのかもしれない。もしくは「知らんがな」に瞬時に答えを求めてくることへの嫌悪感は私特有のことなのか?いまの会社であまりにも黒板たちが暴走し始めたら「知らんがなクエスチョンはメールで送ってください、thank you in advance」ってお願いしようと思ってる。でも私の問題なのかもしれない。。これが頻発すると如実に不機嫌になり、一旦外気に触れて、中二病なのでエアータバコもしくはエアーコ◯インを吸う(肺的にはただの深呼吸)だとしても私が嫌だと感じているのは事実なわけだし、黒板たちに対して「配慮もクソもねえのかよ!!」とかパーソナルアタックしたい訳ではないから、丁重にお願いすれば変えてくれるだろうと信じている。あの黒板Aが変わってくれたのだから。。。



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