ぼくに背中を貸してくれないか
日本政府が世界に誇るメガロポリス「帝都東京」
その実態といえば、行政の麻痺、官僚の汚職、人口過多、エトセトラ。
完璧な都市などありはしない。ローマもバビロニアもアテネもそれぞれ問題を抱えていた。
だが、東京はそれらの都市にはない独自の問題を内包している。
孤独。
眩暈でふらつけば他人とぶつかるほど人口が集中しているはずの東京。
しかし、なぜだか都民の心は伽藍堂だ。
はて。
・・・・・
で。ぼくもその例に漏れず、孤独に苦しんでいる。
ぼくの心中は柏手を鳴らせば残響が聞こえるほどの、伽藍堂。
がらん…
・・・・・
もし、この記事を読んでいる人がいるのなら、チャリティーに協力するつもりで、ひとつお願いを頼まれてほしい。
ぼくに背中を貸してくれないか?
一人では倒しきれないほどの敵が現れた時、死角の敵を任せられる背中を。
疲労困憊で動けなくなった時、ぼくの体重を受け止めてくれる背中を。
そして...
サスケが獅子連弾する時にトンッて指を置く仕草を真似したいから背中を貸してくれ!
あぁ〜どこかにナルトごっこの相手をしてくれるお人良しがいないかなぁ〜!!
と、アルバイト中にタブレットの画面を指先でトンットンッと操作している時に思ったのです。
読者諸君。ぼくは獅子連弾の練習がしたいからサンドバックになってくれる人がいたら名乗りをあげて欲しい。
以上、職場の人手不足の皺寄せが僕の方に来たせいで7連勤する羽目になったので、その鬱憤ばらしのために書いた記事でした。
あースッキリした。
完
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