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在宅勤務開始から1年が経った

2021年3月3日、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響による在宅勤務開始から1年が経った。在宅勤務の開始に至るまでの流れや在宅勤務中の過ごし方など2020年中の仕事内容については以下のnoteに書いてある。

改めて、自分が在宅勤務開始に至り、会社全体で在宅勤務が必須になるまでの流れはこうだ。

2020年2月下旬、COVID-19の影響で「日本IBMとしては在宅勤務や時差出勤などを推奨する」アナウンスが社内全体に向けて発表された。それを受けて、所属するBCSでの出社時間が短くなった。
2020年3月上旬、COVID-19の影響で日本IBM全体としては子会社と協力会社を含む、契約社員や派遣社員を含む全社員に「在宅勤務・時差出勤・Web会議の活用を強く推奨する期間」を3月末までとするアナウンスが社内全体に発表された。また、所属するBCSでは在宅勤務となった。勤務時間は出社時間の短縮時と違い、普段通りの時間になっている。
2020年4月、COVID-19に関する日本IBMの警戒レベルを「在宅勤務の強い推奨」から「在宅勤務の要請」に引き上げる事が発表されて、在宅勤務が必須となった(業務上どうしても出社が必要な場合は上司を通じた申請を行う事になる)。

在宅勤務開始から1年が経った感想を記しておく。

会社の部署や業務内容によって在宅勤務が始まったタイミングは異なるとは思うが、在宅勤務開始の決定は比較的早かったなと感じた。

在宅勤務の開始当初はペースも掴めず、生活リズムが乱れて不安定になっていた。アラームを使うなどして、1年経つと慣れてきたがまだ完璧ではない。机のセットアップが適したものになるのも時間が掛かった。

在宅勤務に切り替わってから、通勤がなくなっていつでも仕事ができるような状況になったが、始業と終業の区切りは付いている。始業は上司によるビデオ会議システムを使った朝礼、終業はメールによるEラーニングも含めたその日の業務内容の報告を送るようになっている。

本来は持ち出しができない会社貸与のノートパソコンを使う業務に上司の承認を経て「在宅勤務」が認められているので、コワーキングスペースなどを使う事はない。使わなくてもなんとかやって行けているので、自宅の外で仕事がしたいとは思っていない。

慣れてきたとはいえ、永遠に在宅勤務がしたいわけではない。生活リズムにおける「切り替え」という観点で、出社はそのスイッチになっていたように思える。

ワーケーションが魅力的なのも、ワークアズライフの考え方も分からないわけではないが、在宅勤務によって「生活」と「仕事」の境界が薄まって行き、混ざり合うようになった事で、「生活」と「仕事」の境界はやはりはっきりとしていた方が自分には良いと感じた。休み所を明確にするという点で、「生活」と「仕事」の境界がはっきりとしていた方が合っていると考えるようになった。

この掲載内容は私自身の見解であり、必ずしもIBMの立場・戦略・意見を代表するものではありません。

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