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黒い白鳥 と 2023秋の株主優待 


東S8928 穴吹興産
香川県高松市に本社をもつ、四国を中心とした不動産会社。
選べるカタログから、冷凍讃岐うどん!!

段ボール箱で!!一見すると不動産屋とは思えません。
冷凍きつねうどん15食。たれ(つゆ)と油揚げと七味もついている。

マンション業が中心ですが、サービスエリア事業もあり、さぬき市のSAでのお食事処「あなぶき家」で食べることのできるうどんのようです。当然ですが、西側のだしの効いた汁と、さぬきのこしの効いたうどんです。

15食分なので、冷凍庫はけっこうなスペースがとられます。



東S3277 サンセイランディック
「底地くん」クオカード。
底地など、不動産利権調整の専門会社。・・・武闘派のにおいがする。

底地くん、株を高く上げながら、地代だけを体に巻き付けている
最小限にして最強の装備。
そしてこの、充足した表情よ。

私はこういう、特殊なものに特化した会社がすきです。
しかし、サンセイランディックは今年で優待廃止のようで残念です。なんとかまた底地くんグッズがほしいです。


さて、現在は大尊敬するナシーム・ニコラス・タレブの読み直しに励んでいます。自分の人生観に大きな影響を与えた本や、自分の思考の構成要素として欠かせない本は一年に一度は読み直すようにしているのですが、タレブの本は最上位カテゴリに属します。


黒い白鳥を一度も見たことがないということが、黒い白鳥がいないことの証拠には全くならない。(実際、いる)
「そんなこと、誰も予想できなかった」ような話(大災害とかテロとか疫病とか)でこそ世界は変わるしパラダイムシフトが起こる。未知の未知の存在とどう向き合うか。ということ。


歴史は流れない。ジャンプする。

現実に線形の進歩はない。非線形である。

普通のことなんかどうでもいい。極端な出来事で物事は進む。

浅はかなものは表に出やすい。見えないものに焦点を当てるべき。


ブラックスワンの主な主張です。
何度読んでも痺れる!キレとユーモア。本気で面白い。
本屋ではだいたい株や資産運用カテゴリーに分類されていますが、哲学や社会学とかに突っ込んでもいいのでは?

「まぐれ」→「ブラックスワン」→「反脆弱性」→「身銭を切れ」(出版順)が主な著作ですが、どれも素晴らし面白い。株屋には超!有名な本ですが、今までとちょっと違う分野の本を読もうかなという方も、是非。

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