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VGBL担当パート解説 ①「USED TO ROCK’N’ROLL×メタルウルフカオス」

↑の裏話です。
説明が必要な動画だと思うので、自パートの解説をしようと思います。

解説①「USED TO ROCK’N’ROLL×メタルウルフカオス」←今ここ!
解説②「Popcorn(後半)×魔導物語」
解説③「バトルモード・アリーナ×鈴木爆発」
解説④「Anything Goes!(序盤、終盤)×ゲーム天国」


合作スプシから抜粋

パート選びの際、自分しかここの案書き込んでいなかったので自動的に担当することになりました。この曲で作るの絶対難しいわって思っていたので、内心マジか~~って思っていました。

使用ゲームは初代Xboxにてフロム・ソフトウェアより発売されたアメリカ大統領がロボットに乗り込んで戦うアクションゲーム、「メタルウルフカオス」にしました。

↑マイケル・ウィルソン大統領。カラーリングがあまりにも悪役すぎますが主人公です。
  • 前パートがPARTY☆NIGHTなので、レッツパーリィィィ!!!って言いながら入ってきたら繋がりとして良さそう

  • 英語歌詞が映えそう(原曲は往年のイギリスのハードロックを明らかに意識しているのでざっくりとしたイメージが先行し過ぎですが)

  • Xboxのパートがどっかにあると良いな~と思っていた

  • 2パート目でコミカルなノリからガラッと毛色を変えたかった

あたりが主な選考理由です。

製作途中、前パートのシゲさんが「メタルウルフ」というドリームキャストのゲームに警告メッセージが収録されているのを発見してくれたおかげで、繋ぎのストーリーが作成出来たのがかなり大きかったです。ありがたい…。

これが
こうなって
ホワイトハウス爆発とともにロゴ崩壊!

正面に捉えた爆発登場シーンがロゴとモロ被りしちゃってたのでこの角度のアングルを選んでしまいましたが、今思うと無理にメタルウルフカオスのロゴをデカく出さなくても良かったのかな~というのが反省点ですね…。
呼ばれたと勘違いして爆発登場するアメリカ大統領…という状況が、絵面のせいで分かりづらくなってしまいました。

前後パートの密度を考慮して意図的にかなりシンプルな作りにしたので、いざ振り返ろうとすると書くことに困っちゃいますね。編集時間よりゲームのキャプチャの方に圧倒的に時間掛かっています。これは他パートにも言えることですが。

音声に関して
人力は大統領のセリフ切り分けしたものをローマ字表記にリネームした後、適当にそれっぽく聴こえるように並べてkeroveeで強引に処理したものをボカシフで調整しています。途中から空耳字幕付けているような気分でした。
ギターも敵の異様にテンションが高いシャウトとかで耳コピしたんですが、ほぼ音源と変わらない音になっちゃったのでほんのり乗せるぐらいに留めています。このパートが終盤とかだったらもっとやかましい音にしていたと思います。
ディストーション掛けて高音をEQで削るとギターっぽくなるっていう発見があったので、勉強になりました。

映像に関して
特別なことは何もしていないです。ゲーム画面を殺さない程度の明度を意識したってことぐらい。
2019年に「METAL WOLF CHAOS XD」というリマスター版も発売されており、アス比も16:9になっているのでこっちの方が作りやすい…んですが、自分がよく遊んでいたのは初代Xboxの方だったので、この辺は徹底しました。D端子を使用したんですが、録り直し作業が本当にダルかった…。

これぐらいかなあ。明確にビジョンがあったのでスムーズに作れたと思います。ちょっと前までは初代Xboxでしか発売されていない+値段高騰によりお勧めしづらかったのですが、XDの発売により容易に手が出せるソフトになったので気が向いたら触れてみて下さい。
難しい操作も要求されないので遊びやすいです。