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#ラグビー部
(エッセイ)ラグビー通に思われる方法を考える
「あの人はラグビー通だな」
そんな風に思われたら誰だってうれしい。
少なくとも「あの人は普通の人だな」と思われるよりはうれしい。
一般的に通とは「特定の趣味に精通している」ことを云うようである。つまり嫁から小言を言われやすいタイプだ。
ラグビー界における通は、おもに競技場のスタンドに見られるが、
「ちょっとアンタ! またラグビー観戦なの!?」
嫁にそう咎められて、初めて一人前のラグビー
(エッセイ)フォワードの日
母の日や父の日のように、フォワードに日頃の感謝を伝える日があってもいいと思う。
感謝をする側はもちろんバックスだ。
フォワードの労働組合がないのでまだ助かっているが、あればすぐにストライキが起きるかもしれない。フォワードの仕事は労働基準法に違反している。それほど過酷なものなのだ。
ひたすらブレイクダウンという仕事場を行き来し、ひたすらクリーンアウトと呼ばれる清掃作業をする。どんな細面
(エッセイ)日本のラグビーブームを信じない
(※2015年記事作成)
2015年10月15日現在、僕はまだ英国・ロンドンに滞在してラグビーW杯イングランド大会を取材している。
もちろん「日本で空前のラグビーブーム」という噂は伝え聞いている。しかし僕は騙されない。現代日本でラグビーブーム? そんなわけがない。まるで「埼玉でサーフィンが人気」と言われているような気分だ。
きっと事実が大げさに伝わっているのだろう。ウェブ上のニュースソー