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オールブラックス、イアン・フォスターがヘッドコーチを続投。

オールブラックスのイアン・フォスターHCは、日曜日(ニュージーランド時間)にヨハネスブルグの要塞で世界チャンピオンである南アフリカに勝利し、その職を維持することになりました。

日曜日に、2週間後にクライストチャーチで行われるアルゼンチン戦でもオールブラックスのヘッドコーチを務めるかどうか尋ねられたフォスターは、「全くわからない」と答えていました。

しかし、NZラグビー理事会は、フォスターが2023年のフランス・ワールドカップまでオールブラックスのヘッドコーチを続けることに絶対の自信を持ち、斧を振り下ろす衝動を抑えました。

「ロボ(NZラグビー最高責任者マーク・ロビンソン)と役員会の両方から、私たちの今後について強い支持を得られたことを嬉しく思っています」とフォスターは語りました。

「キャンペーン開始当初は、アイルランド戦で思うような結果が出ず、パフォーマンス上のストレスが溜まっていました」

「それも仕事のうちだし、その空間で焼かれることも想定しています。この1カ月間、どうすれば組織を成長させ、パークで望むパフォーマンスを実現できるか、何度も話し合ってきました」

また、フォスターの他に、元アイルランド代表ヘッドコーチのジョー・シュミットが加わり、これまでセレクターとして活躍していたオールブラックスのコーチ陣の中で、より大きな役割を担うことになります。

シュミットは、今年初めにアイルランドにシリーズ2勝1敗で敗れた後、解任されたブラッド・ムーアの後任としてアタックコーチに就任する予定です。

「我々はいくつかの変更を加え、ワールドカップに向けて必要なものを得るために、グループを継続して評価していきます」とフォスターは続けました。「今日ここまでこれたことは、本当に喜ばしいです」

「ジョー・シュミットは、数年前から私の目に留まっていました。彼の役割は、アイルランド・シリーズの後、グラント・フォックスに代わる独立したセレクターとして参加することですが、それに加えて、対戦相手の分析を行い、戦略の分野で私と一緒に仕事をするつもりだと、今年の初めに宣言していました」

ニュージーランドは、後半に2つのトライを決め、35-23でスプリングボクスを破り、7日前にムボンベラで行われたラグビーチャンピオンシップ開幕戦の結果を覆しました。

フォスターは早期解任を運命づけられていたようですが、3 連敗を喫し、昨年の北半球ツアーにさかのぼる 7 試合で 2 度目の勝利を目指していました。

エリス・パークでのオールブラックスの活躍は、フォスターの信頼を回復させ、さらにチーム内のシニアプレーヤーからのサポートによって、その信頼はさらに高まりました。

NZラグビーのCEOマーク・ロビンソンは、その後ヘッドコーチを支持することも非難することもありませんでしたが、水曜日の取締役会で、8月27日のアルゼンチン戦でチームを率いることを全面的に期待してニュージーランドに戻ったフォスターに朗報がもたらされました。

「ここ数週間、もっとうまくやれたはずのことがいくつかあります」と、ロビンソンは語りました。「しかし、ヨハネスブルグでの結果を目の当たりにすれば、この組織とチームの力を疑う人はいないと思います」

「そして、あの62,000人のスタジアムは、あのチームにとって全てが敵に回った大鍋のようなもので、彼らがあのように戦う姿を見られたことは、私たちにとって大きな誇りです」

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