ぼぶコーチ

ラグビースクールで小学生を対象にラグビーを指導しています。 JRFUスタートコーチ/J…

ぼぶコーチ

ラグビースクールで小学生を対象にラグビーを指導しています。 JRFUスタートコーチ/JRFUスタートレフリー

最近の記事

冨岡鉄平さんに教わったタックル(前編)

先日、小学校3年生の長男が、 元ラグビー日本代表CTBである 冨岡鉄平さん(以下「鉄平さん」)が講師を務める、 スペシャルコーチングセッション(タックル)に参加した。 私も、保護者として、 また、育成年代のコーチとして、 鉄平さんのタックルの指導を見学させていただいた。 私がコーチを務めている ラグビースクールの小3クラスは、 タックルを苦手としている選手が多く、 また、私を含めたコーチ陣も、 とりあえず、 今取り組んでいる基礎的な練習メニューを 根気強く続けていくしか

    • 試行錯誤する時間を奪わない

      先日、長男(小3)が参加した プロコーチによる練習会で、 閉会式で1人のコーチが、 指導者や保護者に対してのメッセージとして 言っていたことが とても印象に残ったので、 記事として書き留めることにした。 そのコーチからのメッセージの 概要はこうだ。 小学生を指導していると、 大人からすれば、 "そうじゃなくて、 こうすればいいのに" と思うことがたくさんある。 でも、その試行錯誤のプロセスは、 本当に大切なので、 コーチや保護者は、 選手が試行錯誤する機会、時

      • 【小学校低学年までのラグビー】まずは"キャッチ"

        ラグビーを始めた小学校低学年の選手の前に、 最初に立ちはだかる壁 それは、 「自分に向かって飛んでくるボールを、 手(胸ではなく)でキャッチする」 という技術である。 小学校低学年を約10カ月間(2024年6月時点)指導してみて つくづく感じた。 ラグビーをプレーする上で大切なのは、 "スピード豊かなランニング"でもなく、 "巧みなステップ"でもなく、 "力強いタックル"でもなく、 "速く長く伸びるパス”でもなく、 「自分に向かって飛んでくるボールを、 手(胸で

        • 「何を?」「いつ?」説明するか?

          小学校低学年以下の選手に、 スポーツの技術指導をする際、 どうしても「説明」が必要になる。 ただ、相手は小学校低学年以下なので、 大人相手なら通用する 「そこは、言わなくもわかるでしょ?」 が全く通用しないし、 かと言って、 丁寧な説明を心掛けさえすれば良いかというと、 今度は、理解が追い付かないなど、 選手たちがコーチが思ったように動いてくれない、 プレー時に意識して欲しいポイントが選手に伝わらない、 練習のリズムが悪くなり、選手の集中力が切れる、 プレー時間より

        冨岡鉄平さんに教わったタックル(前編)