見出し画像

自己犠牲の精神

おはようございます。私は今までに、ラグビーが持つ4つの精神について学んできました。そのうちの一つが「自己犠牲の精神」です。

ルールのあるケンカ的スポーツのラグビー。ポジションは大きく二つに分かれます。フォワードとバックス。フォワードは、スクラム組むし、ボールの取り合いで、組んず解れつ、倒れて下敷きになるし。痛いのです。一方バックスは華麗にパスプレーで走り回り、トライ!と華やか。

でも、みんなチームの勝利に向けて、一丸となるのです。そう、One for all,All for one、一人は皆んなのために、皆んなは一人のために(または、ひとつのために)というヤツですね。

プレーヤーは、自分はタックルされても、ボールを繋ぎ、味方の誰かが、トライする。自らを犠牲にして、チームのために貢献する。この気持ちがないと、ラグビーは成り立ちません。

ラグビーではバックスがトライする事が多いですが、そのプレーは、何人もの手をボールが繋がれて、フィニッシャーがトライしたに過ぎない、トライした人が賞賛されるのではなく、皆んなのトライである、という風に考えます。

なので、プレーヤー個人のトライ数を競ったり、「トライ王」などと称賛する事も、以前はありませんでした。話題作りやプロ化の影響で、このような形が出現しています。

進化しているのだと思いますが、古き良きラグビーも大切にしたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?