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イギリス人から見た日本の魅力:国民性を支える厳格なルール

旅に出て驚いたことがあります。自分が思っていたよりもずっと、日本は素晴らしい国として評価されていることです。
出会った外国人のほとんどが「日本が好き!素晴らしい国だ!」と言ってくれます✨

日本の好きなところとしてよく言われるのが国民性です。「日本人は礼儀正しくあたたかい。」と言ってくれます。
日本への信頼度を証明するものとして、パスポートが最強であることがあげられます。VISA(入国する際必要な許可証のようなもの)なしで入れる国がとても多いんです。これは、これまで先代の日本人が作り上げてきてくれた国同士の信頼関係によるものなのだと思います。


日本の厳格なルールについても外国人からよく質問されます。「なんで日本の学校はそんなに厳しいルールがあるの?」と。
また、日本国内でも「厳格なルールが子どもの主体性や考える自由を奪う。」と問題視する声が大きいように感じます。


ですが先日、イギリス人の女の子から
「日本の教育の厳格なルールは素晴らしい。」
と言われました。
私も学校こルールについて自由度が高い方がよいと考えていたので驚きました。

理由は、
「学校で厳格なルールが日本人の国民性をつくっているから。」
ということでした。

世界中の人が褒めてくれる日本の国民性と厳格なルールになんの関係性があるのかな?と思って
より深く聞いてみると、新たな視点に気付かされました。

「学校では、厳格なルールをみんなが守ることで秩序が保たれる。秩序が保たれていると気持ちよく生活することができる。こうやって秩序が保つことが日本人のあたたかく礼儀正しい国民性に根付いているのだと思う。」
とのことでした。

例えば、日本では「背筋を伸ばしましょう。」などと授業中の姿勢を指導する場面を多く見ます。
他の国にいくと、子どもたちは寝転がったり自由にトイレに行ったりしています。自分の好きな姿勢で授業を受ける自由が与えられているわけです。子どもたちは自分にとって快適な姿勢を自分で考え、選択することができます。

ですが、もう少し視野を広げてみると、寝ながら授業を受けている子が気になって授業に集中できない子がいるかもしれません。立ち歩く子が黒板の前をうろちょろして字が見えないかもしれません。
秩序が保たれていることは、気持ちよく授業を受ける自由に繋がるのかとしれません。

秩序を守ることは、実社会でも活きていると思います。日本では列に割り込みをしたり公共施設で騒いだりすることがマナー違反であることは周知の事実です。ですが、日本を出てみると、それが普通というわけではないことに気づきました。
私の経験上、日本ほど秩序が保たれ、周りを見て行動する国は少ないように感じます。

友だちの話を聞いて、厳格なルールは日本人の国民性に根付いていることに気づきました。また、あたたかく礼儀正しい国民性が世界中から評価されている日本の魅力の一つだということも😌


学校には疑問を感じるような厳格なルールがいくつも存在します。
ですが、厳格なルールを一概に否定することはできないと学びました。ある側面から見れば「主体性を妨げかねないもの」、またある側面から見れば「日本の魅力に根ざしているもの」。日本のあたたかく礼儀正しい国民性を育てる素晴らしい教育なのかもしれません。


日本の教育にはまだ改善すべきものもあると思いますが、それと同時に世界に誇れるものなのだと感じました✨
また、物事を多方面から捉える大切さに気づかせてくれた体験でした☺️

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