JO1 THE MOVIE 『未完成』 を観た、いちJAMの感想
※がっつりネタバレしています!ご注意を!※
2022年3月11日に公開されたJO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-。映画公開を楽しみにしていた私は当日有給休暇をとり、片道1時間かけて車を走らせ、ひとり慣れない映画館に足を運びました。(焦ったせいで少し迷ったぜ!)
今回の記事では、映画の感想を述べ、印象に残ったシーンのピックアップをしていきます。1度観て書き出した感想なので、少し間違いがあるかも分かりませんが…。なお、この記事を作成するにあたり、苦戦している筆者を見かねた友人Mが手伝ってくれました。ありがとー。
映画を観た感想4つ
・より強く感じた2年間での成長
日々彼らの情報を追って行く中で見守ってきた成長の過程。小さな積み重ねだったその2年を100分間に凝縮しているので、彼らの変化というよりはむしろ進化みたいなものを強く魅せつけてくれました。映画の構成もスパイス弱めに制作されています。これはもちろん褒め言葉です。ドキュメンタリー映画は制作側がわざとらしい表現をしてしまうと、見ている方が少し萎えちゃったりすることがあると思います。今回それがなく、より多くのJAMに満足してもらえる内容にしようという制作陣の思いが伝わってきました。
パフォーマンス・アーティストの面での成長はもちろんですが、人の前に立つ仕事についた彼らの言葉の引き出し。初期よりずっと増えているのではないのでしょうか。プデュで一生懸命言葉を紡いでいたシーンが懐かしいな。
・初期でのメンバー間の距離感、こんなにあったんか
結成初期の頃の姿、今振り返ってみたら見たらこんなにぎこちなかったかなと思うくらいの距離感です。でも当然なんですよね。ファンに選ばれた11人。同じ番組で競ってきた仲とはいえ、結成当初はまだみんな少し距離があった。でも今は距離が縮まって本当に仲良しなので、逆にギャップを感じるかもしれません。世間はコロナの蔓延によってパーソナルスペースが広くなっていきましたが、彼らはそれに逆行するように狭くなっていったのです。
改めてこのコロナ禍の中でメンバーのみんなが良い関係を築いてきたのが分かりましたし、それがグループとしての成長につながったのかな、と感じました。
・JAMの分量の多さ
あと強く感じたのが、JAMを本当に大事にしてくれてるなということ。メンバーのふとした時に出る「JAMのおかげで」「JAMに会いたい」みたいな言葉がこの映画の全編を通して本当にたくさん出てきます。JAMの由来もちゃんと改めて映画中で説明してくれるんですけど、こういう所に制作側というか公式のファンへの感謝みたいなものを感じてしまいます。
JO1の成長のドキュメンタリー、そこにJAMは欠かせないんだっていう無言のアピールみたいな。ここまでファンに寄り添ってくれるグループって中々ないんじゃないかと思います。
これは推測になりますが、JO1がファン(国民プロデューサー)によって出来上がったグループだからこそ、彼らが常にJAMに寄り添ってくれるのかな、と思いました。
・アイドルとは違った一面も観られた
「ショート・プログラム」の仕事が決まった時、担当スタッフは役者としての意識を持って取り組んでほしい、とJO1に伝えていました。
その言葉を受けて、真摯に演技に取り組む彼らも見ることができます。演技をする者として作品に向き合うその姿は、アイドルとしてファンの私たちに普段見せてくれているキラキラした姿とはまた違った表情をしていて。彼らの人として魅力的な一面を、別の角度から見れるのもすごく嬉しいし成長を感じました。
印象に残ったシーン3つ
・純喜の「ボントゥビ〜ワ〜〜」
劇中に2回登場したと思います。
①CHALLENGERのレコーディングの時、②OTDコンサートの出だしの時。
1回目の時はレコーディングの音声とCD音源をミックスさせており、繋ぎ方が綺麗だなと感じました。2回目では、OTDにかけるメンバーの思いを鑑賞者に訴えた後に登場します。この流れの効果で1回目より力強さがありました。
純喜の歌声は聴く人の感情に訴えかけるものだと、改めて。
・エンディングで羽ばたいていく11羽の鳥
本編が始まる前とスタッフロールの前(だったと思う)に登場する、空に向かって羽ばたいていく11羽の鳥。何気ないシーンですが、この鳥たちはJO1のメンバーを表しているのかな?と感じました。同じ方向を目指して高く飛んでいく鳥。「世界を目指す」という同じ目標を持ったメンバー11人とリンクしているのではないでしょうか。
・復帰後の「See you」碧海
この後に「久しぶりに言いましたわ〜」と言っていた碧海。ああ、帰ってきてくれたんだなと実感しました。おかえり碧海。温かいメンバーに囲まれてすくすく育っておくれ。無理のないペースでね。
涙無くしては観られない、JO1のドキュメンタリー。今彼らが積み重ねてきた期間は約2年ですが、これから先どんな景色が見えるのか。また、私たちJAMが見せていくのか。楽しみでしょうがありません。蓮くんの言葉を借りますが、死ぬまで忘れられない日になりました。
おわりに
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