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アドラー 明日を変える心理学

アドラー 明日を変える心理学
鈴木義也著
著者は、東洋学園大学人間科学部教授
日本臨床・教育アドラー心理学研究会会長
臨床心理士/学校心理士/支援助言士


① 優越感と劣等感

人は劣等感を優越感でもって補おうとしてしまう。劣等感や優越感からの脱却が必要ではないか?劣っている、秀でているなどという思いに振り回されない生き方

② ライフタスク

あらゆる悩みは人間関係にまつわる3つの課題に集約される。その3つとは、「仕事」「交友」「愛」

③ 課題の分離

他人の期待を満たすために生きてはいけない。何が自分の課題なのか、何が他人の課題なのか考える必要がある。

④ 家族会議

人間は対等であるべきだ、民主的な手段として家族会議は有効だ

⑤ 意味づけ

現実というものをありのまま、受け取らず、自分の主観で勝手な色付けをしてしまっている

⑥ ライフスタイル

自分の性格は自分で選んできたものだ、必要ならば変える勇気を持つことだ

⑦ 不完全である勇気

完全であろうとすると苦しむ、この世に完全な人間など存在しない

⑧ 共同体感覚

幸せとは、富や名声、権力から生まれてくるものではなく豊かな人間関係を築くことで初めて生まれる。

現実をありのままに受け止めて、自分で勝手な色付けを行わないことなのかなあ。完全であろうとしないことも印象に残った。

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