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#あたらしい自分へ

不動心

不動心

「不動心」

松井秀喜著

著者は今年からエンゼルスに移籍した、大リーガー松井秀喜。

2006年5月11日に左手首骨折という大きな事故があり、完治はしても、プロスポーツ選手としては致命的とも言える後遺症は残ってしまっている状況のようだ。
大きな挫折を経て、松井選手の成長していく過程が淡々と綴られている。

「人間万事塞翁が馬」;人間なにが幸いで何が不幸なのかわからない、一見不幸に思える事であって

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一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門

一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門

一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門
「一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門」林貞年著
催眠術の本質はコミュニケーションだ。。。
著者は催眠術師・催眠療法士・かつ経営コンサルタントという。

これは、催眠術のかけ方の本なのです。
細かいこともいろいろ書いてありますが、印象に残ったことは催眠術とはいえないのですが、心理誘導テクニックなるものです。

催眠術というと、なんとなく、いかがわし

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「潜在意識が答えを知っている!」

「潜在意識が答えを知っている!」

「潜在意識が答えを知っている!」
マクウェルマルツ著
田中孝顕訳

著者は、アメリカの形成外科医。
1960年に「サイコ=サイバネティクス」のオリジナル版を刊行。

サイコ=サイバネティクス理論というのは、イマジネーションでの体験と現実の体験を人間は区別出来ないということ。

それゆえ、自分がイメージした通りになっていくものなのだ。ということ。

人間の行動の大半は「潜在意識」で行われている。その

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「生き方」

「生き方」

「生き方」稲盛和夫著

稲盛和夫氏の代表作。

年間3万人強の自殺者がいる。
混迷の時代をどう生きていけば良いのか。。
人間としての正しい生き方とはなにか?

人を惑わせる3つの「毒」があるという。
それは「怒り」「妬み(愚痴)」「欲望」なのだ。
その毒素は人間にとってエネルギーにもなるのだ。

仏教講話が紹介されていてなかなかおもしろい。
ある人が歩いていると、虎が現れ、追いかけてくる。
その人

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「しがみつかない生き方」

「しがみつかない生き方」

「しがみつかない生き方」香山りか著

勝間和代を目指さない!で、注目された一冊。

著者は、精神科医。
質然的に、精神科医の立場から、頑張ろうとして破滅する女性に対してエールを送ろうということなのだろう。

何かに固執することで、得られる事よりも、得られなくなってしまうことのほうが多いのだ。
恋愛にすべてを捧げてしまう女性。
(現実には男性の方が多いのではないかと思うが)に対して、恋愛もほどほどに

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ブレインルール

ブレインルール

ブレイン・ルール
ジョン・メディナ博士著
著者は、分子発生生物学者であり、ワシントン大学医学部生体工学科で教鞭をとっている。人間の脳の発達や精神障害の遺伝学的研究を専門とする。これまでに、ワシントン大学工学部の年間最優秀教授、メリル・ダウ医学生涯教育最優秀
教授、バイオエンジニアリング学生協会年間最優秀教授(二度受賞)に選ばれている。

脳がどのように年をとるかということだけではなく、加齢による

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