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#おそうじアドベントカレンダー で年末の大掃除を

今年は、よく大物の壊れる年だった。

車、エアコン、食洗機……スマホ……は買い替えだったな。

数日前のこと。

「ねぇ、暖房がつかないんだけどー」
noteを書いているところに、夫が階段を上がって来る音がする。
書く手を止めずに、声だけで返事。
「何!? 今度はどこのエアコンよ!?」
「エアコンじゃないよ! 浴室乾燥機!」

ついに、浴室乾燥機まで壊れた……

換気扇は回るが、暖房のスイッチが入らないという。
暖房、つまり部屋を暖める機能が壊れたということは、熱で乾かす洗濯物の乾燥もだめだということだ。なんてこった。フルタイムで週末にまとめて洗濯する我が家では、日照時間が短くて、しぐれやすい冬には、なくてはならない右腕の浴室乾燥機。

持ち家は、メンテナンスとの戦い。

我が家の右腕は修理するしかないので、夫に工務店への連絡を頼んだ。

次の日の朝、子供たちの弁当と朝食を作っていると、炒め物をするフライパンから出た湯気が、キッチン中に充満していることに気づいた。

あれ? 換気扇のスイッチ入れてなかった?
そんなはずはない。ゴーッという換気扇が回る音が聞こえている。
なのに一向に換気されてない。

ついに、キッチンの換気扇も壊れた……

勝手口の窓を開け、なんとか換気したが、冬の冷気がリビングに流れ込んで、寒いのなんの。

浴室乾燥機とキッチンの換気扇、いったい修理代はいくらになるのか。
料理しながら、頭の中で電卓を叩く。冬のボーナスが吹っ飛んだな……

念のためと、換気扇の蓋を開けて驚いた。
換気扇に取り付けた不織布のフィルターが、油で真っ黄色だった。
換気できなかったのは、この油まみれのフィルターが空気の通り道を邪魔していたからだった。

フィルターを外すと、不織布の端から油が滴り落ちて来る。手も、フィルターを置いた作業台も油でギトギト。こりゃだめだ。

フィルターが外れた換気扇のスイッチを入れて、キッチンペーパーを1枚近づけると、ちゃんと吸い付いた。ほっと胸をなでおろした。

フィルターが油まみれになるまで掃除していなかったことを反省。
そうか、子供たちが高校生になって、学校給食がなくなった。毎朝お弁当を作るようになったから、油料理をする頻度があがったんだな。それなのに掃除の回数が前のままだった。そりゃ、汚れるよね。

というわけで、今朝は、換気扇の掃除をした。
羽もカバーも全部バラした。
シンクの排水口にゴミ袋をかぶせて、排水をせき止める。
蛇口からお湯を張って、換気扇パーツを投入。
オキシクリーンを大量投入。
オキシクリーンの活動を良くするため、水温を上げる。
電気ポットで沸かしておいた熱湯をドバッと追加するのだ。

待つこと、1時間とちょっと。(その間にTwitterとnoteを巡回、これを書いている)

実は、この換気扇掃除は、瑞季マイミさんが、「#おそうじアドベントカレンダー」という素敵な企画を実行されているのに乗らせてもらっているのだ。

私は、新しい年を綺麗なお家で迎えたい派。
だけど、家族は、どうでもいい派。
だから、年末の掃除は、誰からも見向きもされなくて「今、しなくていいんじゃね?」的なオーラを受けつつ、一人黙々とする作業。
それにつられて「もう、今年はしなくていいかー」となりがち。

だけど、今年は、マイミさんはじめ、いろんな人と一緒にやっているようで、「今度はどこを掃除しようかなー」なんて考えていて、楽しませていただいている。
(残業帰りは、さすがにできないんだけれど……)

さっき、ちょうどオキシ漬けが終わった。

ギトギトだったパーツは、油が取れてスッキリ。
新しい真っ白なフィルターをセットして、換気扇はピカピカ。

機械にも愛を持って接すると壊れにくいと信じている。
これ以上、壊れ物はご勘弁なので、大事に大事にクリスマスまでお掃除して、新しい年を迎えたい。

*私は、コストコの5キロ入りのオキシクリーンを愛用しています。



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