見出し画像

日曜日記(2022.1.23)〜トゲトゲのRoomyDays

去年の今頃、息子の受験に奔走していて、noteを始めて以来更新し続けていた「毎週連続更新」記録が途絶えた。確か、140週を越えていたと思う。
そして、今年もまた、娘の受験の本番を迎え、更新が途絶えそうなほど、心身の大部分を持って行かれている。

それに追い打ちをかけるようにショックなことがあった。

娘が面接試験の準備をしている。私の隣で声に出して準備した自己PRを読み上げる。何度も何度も。(練習だから仕方ない)
よくテレビドラマやエッセイで、小学校の参観日に、ふだんわがまま放題の子供が「お母さんいつもありがとう」とか「お母さんはがんばっている」とか、人前で親を褒める作文を読んだりして、母感動、なんてシチュエーションがあるが、私の場合はその逆だった。
詳しくは書けないが、かなり衝撃の内容だった。
頑張って親業を十数年やってきたつもりだけれど、娘にそんなふうに思われていたとは……
それは図星だし、反省する点は多々ある。至らなかったと申し訳なく思う。しかし、それ以上に、親として頑張って愛情を注いできたつもりだったが、子供には伝わっていなかったらしい。
ショックで悶々としながら、リビングを黙って出てきた。
「それで面接試験に受かるなら、親が悪者でもいいじゃない。所詮、反抗期の子供の視点なんだからさ。自分が親になったら分かるよ」
夫はそう言うが、子供から「親落第」の評価を下されたようで、辛い。

娘に何も聞けなかったので、本当のところは分からない。もしかすると、ほかの点では評価されているのかもしれない。そう信じたい。いや、そうしないと心がもたない。

もう娘は巣立ちの時期を迎えていて、過去は取り戻せない。娘の前では何事もなかったように振る舞っているが、反省と後悔、憤りがないまぜになって、今、ひどく混乱している。

だけど、ごめんなさい。
今は「いやいや、あなたはいいお母さんですよ」なんて言わないで。
まだ、「そうですよね」と受け入れられるほどの余裕がないから、きっと反論してしまう。
読んでもらえたらそれで十分です。そっとしておいてください。

それでも日々は続く。

気を取り直して、日曜日記。

1 魯肉飯(ルーローハン)の正解

爆発的な感染拡大から逃れるため、1日家にひきこもる。冷たい雨も降っていて、ひきこもり日和。

魯肉飯(ルーローハン)を作って食べていたのを何かで見て、食べたくなった。
レシピどおりに作れば、豚バラの角切りを使うようだけれど、冷凍庫に残るのは、豚コマと鶏モモ肉。仕方なく豚コマで代用。
砂糖、酒、しょうゆで甘辛く煮て、八角で風味付け。

炊きたてごはんに載せて食べたら、すごくおいしかった。
けれど、本場の魯肉飯(ルーローハン)を食べたことがない。近くに台湾料理店もないし、台湾に行ったこともない。
たぶん、これは「もどき」(豚コマの時点でそうだけど)美味しければそれでもいいんだけど、やっぱり、いつか正解を食べてみたい。

2 娘の料理

数日前に「ちくわ買ってきて」と娘からリクエストがあった。娘の好きなアイドルがテレビで、ちくわと餅を使った料理をやっていて、自分も作るのだという。推しの力は偉大。あのめんどくさがり屋の娘を台所の立たせた。
はい、どん。

切った餅を焼いてちくわに詰めてマヨネーズをかけたもの。割とイケる。

3 今週のお花

年末に頂いたおもとが、ずいぶん長い間玄関をお正月気分にしてくれていたけど、とうとう萎れてしまったので、新しい花を買って飾った。 

いきつけのスーパーの花売り場のアレンジ、ユーカリまで付いていてわりとセンスがよくて、398円とはコスパがいいと思う。
手前の白い花は何だろう。

4 今週の編み物

先週は17枚だったけれど、今週、40枚まで増えた。

この分なら2月中に完成するかもしれないと淡い期待を抱いている。

その傍らで、アームウォーマーを編む。
久しぶりに縄編みに挑戦している。


こちらのほうが先に完成する予感。


5 spaceを聴く

こちらのspaceを聴かせていただいた。


テーマは「子供に残したいもの」。
冒頭の件があり、素敵な子育て観に耳が痛かったのだけれど、お話上手な3人の声がとても心地よく、脱線するお話も面白くて、思いがけなく癒された。聞いてよかった。

いろんなことにナーバスになっていて、みんな体から見えないトゲが出ているみたい。それが不意にあって痛くて、腹が立って、悲しくて、我慢ができない。

早く暖かくなって、程よい間隔ががとれるようになりたい。

サポートいただけると、明日への励みなります。