見出し画像

どうやら自分の好きなことについて、誰かと話したかったらしい

こんな日が来るなんて思ってなかったな。

ライティング講座時代の同窓生が、来県されたのでお会いした。
とにかく楽しかった。

私が書いていることは、周りの人にはあまり知られていない。
恥ずかしいので知らせていないせいだ。
もちろん、noteを更新しても、リアルで読んでくれている人はおらず、Twitterやnoteのコメント欄で皆さんとお話することだけが、私が存分に趣味の話ができる唯一の手段。

たまに上手く書けたときに「こんなん書いたんだけど……」と友人にLINEでお知らせすることはある。

「すごいよね」
「よくこんなの書けるよね」
「いつから印税生活するの?(笑)」
と、返信はくれるが、それ以上の会話に発展することはまずない。

そりゃそうだ、興味のない他人の趣味の話を聞かされたって、だれも面白くもなんともない。
私だって、友人から「私の出たカバティの試合の動画送るね!」とLINEされても、「ああ、すごいね」「がんばってるね」くらいしかコメントを返せないと思う。

それで、昨日、友人から「最近書いてます?」と聞かれたら、もうとまらない。
noteで書いていること。noteが楽しいこと。関西オフ会に行ったこと。note酒場に行くこと。オオゼキようこ氏のオオゼキ愛がめちゃくちゃ面白いこと。
もう止まらない。延々としゃべりまくる私。

友人の話も面白かった。最近のライティング講座の様子。おすすめ本。彼女が書くようになったきっかけの話。俳句の書き方。私のnote愛に影響された話。子を持つ親としてのこれからの話。

食べに行ったお店が大繁盛で、いつもになく店の前に行列ができていたんだけど、おしゃべりしていたら、あっという間に順番が来た。
料理が来るまでも来てからも、友人の話に聞き入って、時間を忘れてた。
楽しい。とにかく楽しいのだ。

自分が、誰かとこうやって、書くことや読むことについて、心置きなく存分に話したかったんだなということに気づいた。
「なに、熱くなってんの?」
「オタクなの?」
「自分の経験を他人に晒して、楽しい?」
「読書に興味ないから」
「いいよね、時間がある人は」
「早く本出して、印税生活しなよ」
「それより、職場のアイツのことなんだけどさ!」

そんな茶々を入れられずに、好きな話をできる幸せがあるって幸せだ。
胸が踊っているのがわかる。最高だ。

また、友人が聞き上手なんだ。
学生時代、民俗学を研究していて、村のお年寄りから昔話を聞くフィールドワークをやっていたそう。そのスキル、さすがとしか言いようがない。あんなに楽しそうに聞いてくれたら、つい人に言えないことまで話しちゃう。見習いたい。

10月に、note酒場に参加する。
実はちょっとビビっていた。こんな私が行って何を話せばいいんんだろうって。すごい書けるダイヤモンドのような人の中に、石ころみたいな私が行っていいんだろうか。きらめきに圧倒されちゃうんじゃないんだろうか。キョドッて不審人物にならないだろうかとか、もういろいろ心配していたんだけど、そんなことないかもしれないって思えた。

自分が好きなものを、好きだと言えばそれでいいんじゃないか。

noteが好きな人が集まるnote酒場。
昨日の友人とのおしゃべりみたいに、私のnote愛を存分に(好き勝手に!)話せばいいんだよね。それが誰であっても。
だってみんなnoteが好きな人なんだもん。
「なに熱くなってんの?」
「オタクなの?」
なんて笑う人はいないのだから。

こんなやかましい人間ですが、お会いできるその日まで、当面はTwitterとnote上で、お付き合いくださいませ。

サポートいただけると、明日への励みなります。