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森博嗣『S&Mシリーズ』全10巻を読んだ (21/2)

森博嗣
講談社。

『S&Mシリーズ』は全10巻で構成されているミステリー小説で、「理系ミステリ」として話題をさらった。『全てがFになる』は森博嗣のデビュー作で、第一回メフィスト賞を受賞。映像化もされている。エンジニアの友人に勧めたところ見事ハマった模様。個人的に好きなのは上述の『全てがFになる』はもちろんのこと、『幻惑の死と使徒』『今はもうない』の計3冊。

森博嗣の作品に初めて出会ったのは「スカイ・クロラ」の小説版で、このシリーズを読了するまでは彼がミステリー作家であることは知らなかった。彼がミステリー作家であることに驚いたことを覚えている。当時捜査物の探偵ドラマしか知らなかった自分としては、理系的なトリックに新鮮味を感じた。それ以降様々なミステリを読み始めた。次第に森博嗣がミステリ分野においては若干異色であることに気付いたが、さほど気にしていなかった。

『今はもうない』は最後にひっくり返る。それぞれの作品について感想を書いていっても良いが多少面倒なのでそれはまた今度の機会とすることにする。


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