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マネジメントで一番大切なことは?

皆さん、こんにちは。R to Rの井川です。


マネジメントで一番大切なことは何でしょうか?


今マネジメントをされている方々、これからマネジメントを目指される方々の参考になればと思い書かせていただきます。



「マネジメントで一番大切なことは『目標設定』だと思います」


そんなことか?と思われた人もいるのではないでしょうか?


どの会社も期初や半期に一度メンバーの目標設定会議みたいなことはしていると思います。


では管理職の皆さんは、メンバーの今年の目標を覚えていますか?


メンバーの皆さんは期初に立てた目標を今言えますか?


いかがでしょうか?


これを読んでいる社長さんがいたら、部長やマネージャーを捕まえて「君の部下の今年の目標は何だ?」って聞いてみてください。


これがきっちり言える組織はマネジメントが利いている組織だと思います。



「目標設定によって人は育つ」


私は、この目標があってこそ、彼らは今何をやるべきかとブレイクダウンしていくものだと思います。


月間売上目標や年間売上目標に基づいて何をやるか?を決めることも大切かもしれませんが、それは各々のキャリアに沿った目標にはなりません。


売上目標に加えて、個人の志向や特性に沿った目標を設定し、どのように組織貢献ができるのか?どのようなスキルを伸ばしていくのか?どのようなビジネスパーソンになりたいのか?を考え、それに向かって今何をやるのか?をブレイクダウンしてみます。


そこで決めたことを達成していくとで自信にもつながりますし、上司と部下の明文化された約束事になるように思います。



「目標設定は何度でもやる」


私が部長時代はチームによってはマネージャーが不在で、メンバー管理も兼務することが多々ありました。


目標設定ミーティングになると、メンバーは「無難な内容」のものを書いて出してきますが、実際に話をしてみると、あまり考えずに書いてあることがよくありました。


それでは目標設定自体が無意味です。


組織が目指すべき方向をしっかり伝えて、その上で個人が何を目指すのか?


それを目標設定シートなどの紙に落とし込みます。


落とし込んだら、それをことあるごとにできているか確認します。


その落とし込みができるまで何度でも話し合います。



①    目標設定は組織の方向性を伝え、メンバーのキャリアパスを検討する場である


②    目標設定は1度で決まらなければ何度でもやる。納得いくまでやる


③    目標に向かって実行できているか?定期的に確認する


④    未達ペースなら修正する。達成ペースなら次の目標を設定する

以上、ご参考になれば幸いです。

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