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慣れてくると仕事が雑になる?

こんにちは、RtoRの井川です。
 
今日はこの一年を振り返り自戒の念も込めて書きたいと思います。
 

「今年の振り返り」


 
今年の1月の時点は、人材紹介免許取得から3か月後のタイミングで、スカウトサイトと契約し利用開始し始めて1か月程度が過ぎた時期でした。
 
とにかく久しぶりに人材紹介の実務をすることや、スカウトサイトを初めて利用することなど、なかなか勘が戻らなかった時期でもあります。
 
昨年12月に初決定を出してからは、1月2月は0件決定となり土日は鬱状態で過ごしていましたが、3月以降は毎月複数件の決定を出すことができ、ようやく目減りする銀行残高をプラスに転じさせることに成功しました。
 

「少しずつ惰性が生まれる」


 
しかし、ある程度実績が出てきたり、クライアントのニーズなどがわかってきたりすると、
「この案件はそれほどスピーディに追わなくてもいいな」
「この方にこの企業は難しいだろう」
など色々なことが見えてくるようになります。
 
当然エージェントとして、クライアントのニーズに合った人材を紹介する必要があるので、ある程度の見極めができていないと存在価値はないかもしれません。
 
しかし、エージェントも全てをわかっているわけではないので、場合によっては「チャレンジングな提案」も必要だったりすると思います。
 
慣れてくると、だんだんこの「チャレンジングな提案」が少なくなったり、全ての事案に対して最速で動くような行動をとらなくなりがちになってきます。
 

「誰しもがメッシのようなプレイを目指す?」


 
つい先日終わったワールドカップで称賛されていたのが、アルゼンチン代表のメッシ選手ですよね。
 
サッカーは素人ですが、メッシ選手の凄いところを調べてみると、フィールド上での走行量は少ないものの、ゲームメイクのチャンスに関わり、ここぞと言う時の瞬発力が他を圧倒するようです。
 
人材紹介の世界も、慣れてくるとこのボールは追わなくてもい(メッシ的な動き)感覚だけが身に付き、普段はあまり残業もせず、面談数も稼働数も少ないコンサルタントが、ここぞという案件を1発1中で決めたいと思うようになったりします。
 
しかし、これが泥沼の始まりで、たいしたスキルも実績も信頼もない中で、そのような動きになれば自ずと業績は下がり、お客さんも離れていきます。
 

「気持ち新たに来年も頑張ります!」


 
最近、今の私の仕事が手なりになってきているのではないかと感じます。
 
人材紹介コンサルタントしてまだまだ実績と信頼を積み上げていかないといけないステージのはずが、人材紹介業のことが以前よりは見えてきたことで、自分の動きにブレーキがかかっていたり、胡坐をかいている状態になっているのだと思います。
 
20年の会社員時代も全く同じことの繰り返しでした。
 
何をやってもある程度立ち上がりは早いものの、その後異動したり、マネジメントに就いたりして、コンサルタントとして深掘ることから逃げてきたツケが回ってきた感じです。
 
今の私は、この「深堀り」や「フィールドを駆けずり回る」ことから目を逸らしたら、ビジネス的には「死」しかありません。
 
死ぬことだけは避けたいので、来年も人材紹介業界を駆け回り、クライアントや求職者のお役に立てるよう、改めて丁寧な人材紹介を心掛けていきたいと思います。
 
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