見出し画像

燃焼か酸化か

あけましておめでとうございます。RtoRの井川です。
本年も宜しくお願い申し上げます。

 

さて、今日は新年1発目となりますので、私の人生の軸について書かせていただきたいと思います。

 

 

「燃焼と酸化(サビ)とは何か?」

 

酸化とは『物質と酸素が化合すること』ですが、酸化には『燃える、錆びる』とがあります。

 

『燃える』も『錆びる』も同じ化学反応ですが、反応する早さに違いがあるようです。

 

燃焼とは、『発熱と発光を伴うはげしい酸化』という事を指します。

 

錆びるという化学反応も同じエネルギーを放出しますが、ゆっくりなのでエネルギーが分散してしまい、熱や光のエネルギーは出ていないように見えます。

 

 

「はげしく燃えるかゆっくり錆びるか」

 

 

同じ酸化でも、激しく酸化すれば熱や光を放ち燃焼する。一方で、ゆっくり酸化すると、同じ化学反応でも錆びていく状態になる。

 

人生も同じで、激しく自分の命を燃やしながら生きると光や熱を放ちますが、ゆっくりと生きていくと光や熱を放たず錆びた人生を歩むことになる。どちらも生きることには変わりないですが、生き方が違ってきます。

 

私の親友がこの話をしてくれたのは、私が高校3年の時でした。

 

その私が43歳になり、自分自身の人生について改めて思うのは、『人生は燃やしてなんぼ』ということです。

 

 

「晩年になってどう思うのか?」

 

私は、晩年になり気力も体力も失い、歩くこともままならない状態で、自分の人生を振り返ったときに、「あのときにもっとああしておけば良かった」など後悔を残し、死んでいくのだけは絶対に嫌だと思っています。

 

もう体も動かないけれど、「後悔することはなにもない」という状態で死にたいです。

 

明日死んだとしても、今日まで燃焼して生きていれば(死んでも)仕方がないと思えるかもしれません。

 

 

「にっこり笑って死ぬために」

 

人は生まれるときは泣きながら生まれてきますが、周りの人は嬉しそうに笑顔で迎えてくれます。

 

しかし、死ぬときは自分はにっこり笑って、周りの人は泣きながら見送って欲しいものです。


この泣いてくれる人が多い人ほど、より豊かで幸せな人生を送った人だと思います。

 

何かしらの形で人生を燃やして生きるからこそ、その命が燃え尽きた時に泣いてくれる人がいるのではないでしょうか。私はそう思います。

 

 

「何に人生を燃やすのか?」

 

私は、人材コンサルタント専門のエージェントというマニアックな領域の会社を立ち上げました。

 

個人のキャリア形成が人生においてこれまで以上に重要視される中で、そのキャリア形成のお手伝いをする人材コンサルタントの役割も今まで以上に重要になっていきます。

 

その人材コンサルタント自身がキャリアの迷子にならないように、人材コンサルタント専門エージェントという領域を確立させたいと思っています。

 

『人材コンサルタントのキャリアをもっと魅力に、そして自由に生きていく』の実現に向けて人生を燃やしていきたいと思います。

 

 

最後に、タイトルの『燃焼か酸化か』というは、燃焼も酸化の一種のため、正しくない表現ですが、私の中でこの表現がしっくりきているので使っています。化学を理解されている方にはもやもやさせているかもしれませんが、ご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?