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タクシー配車アプリ「GO」はDXか?デジタル化か?それとも、IT革命か?

どうしでも急いで西武線に乗りたかった。”今こんな気分”だ。
じゃあ、どうする?GOする!

はじめてタクシー配車アプリの「GO」を使った。
だいぶ前に会員登録していたが、コロナ禍でもあり、テレワークばかりで、ましてや自分の車も持っていて、これまで使う機会がなかった。

「GO」は都内で使うには相当便利だと思う。

タクシーを呼びたい場所にピンを立て、行き先を入力すると、近くのタクシーが迎車にきてくれる。
迎車料金は掛かるが、住宅街でもわずか3分やってきた。地方ではどのくらいできてくれるだろうか。・・是非試してみたい。

「GO」の良さは、実際に経験いただくとして、このサービス「GO」は、デジタルトランスフォーメーション(DX)か?デジタル化か?それとも、IT革命か?

私は「IT革命」だと考えている

「GO」の原型は、アメリカ発の<Uber>にある。巷では<Uber Eats>の知名度があがっているが、元々はUberという配車アプリがサービスの起源だ。
インターフェイスは「GO」とほぼ同じ。おそらくというか、ほぼ間違いなく「GO」が、<Uber>のインターフェイスを参考にしてのだろう。
さらに、<Uber>で呼んでやってくるのはタクシーだけではない。ふつうの市民のクルマがやってきて、目的地まで運んでくれる。
依頼する人、運転する人のすべてが決済も含めて1つのアプリ内で完結し、お互いを評価しあうコミュニティがサービスの基盤にある。
<Uber>市民が自営業者のようにサービスでき、雇用を生み出したところが、更に一歩先を行っている。雇用を生み出したというところは<Uber Eats>を同じ価値を持っている。なので、社会を変えた<Uber>はDXだと思うが、現在の「GO」はそこまでではない。

ぜひ、「GO」には我々の生活を変えて欲しい。今のままでは、タクシーに乗りたいときに使うアプリであり、道で手をあげることの効率化にしかならない(それでも相当便利ですが・・・)。便利さだけではなく、移動や生活のためになくてはならない存在を狙って欲しい。
例えるならPayPayだろうか。PayPayは代金支払いが基本にある。どこでもQRコードなどのコードを介して決済できるなんてありがたい。さらに、割り勘をしたり、立替えを支払ったり、ユーザ同士でお金のやりとりなどでも気軽に当たり前にできるところが、なくてはならない感がでている。「GO」には、生活を変えるデジタル化を先導して欲しい。

ただ今回、久々にタクシーに乗ってびっくりした。運転席のハンドルに隠れてタブレットのようなタッチパネルが埋め込まれていた。
運転手さんも操作に慣れるのに大変だろうが、相当業務の幅は広がったのではないか。支払い方法も拡がり、お客さんの招き方も増えているに違いない。
もはや、主要ターミナルのタクシー乗り場で立ち話をしながら順番を待ち、営業所に帰っては売上の正しさをチェックしてもらう日々の風景は過去のもになっているかもしれない。

私が「Go」をIT革命と思ったのは、企業にとっての業務改善に間違いなくつながっていると感じたからだ。きっと日本交通で働く運転手さんの仕事はよくなっていると信じたい。そして、これから益々良くなっていくのだと思う。

まとめ

イノベーションなんて耳にすると、Uberみたいな発想の飛躍にあこがれる。でも、徹底的に企業を改善するIT革命だったすばらしい。一足飛びではなく、IT革命→デジタル化→DXと進んで行ったってよいのだ。そして、日本のお国柄には、ステップアップが似合ってもいる。

そんなことで
 DX=社会を変えるもの
 デジタル化=生活を変えるもの
 IT革命=仕事を変えるもの

はじめて「Go」を使い、今こんな気分で考えてみた。

私は変える取り組みをとことん応援したい!


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