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令和哲学・nTech/認識技術とはー自分と自分の宇宙の無いところからー

皆さんは自分の考えをどのように整理されていますか?この記事では今までとは違った角度からこの世界を整理している令和哲学・nTechの紹介をしていきます。


はじめに

令和哲学・nTechは、令和哲学者であるノジェス氏が1996年から体系化を開始した、教育コンテンツでありこれまでにない新しい哲学です。

大きな特徴は、これまでの学問・教育・考え方と異なり自分と自分の宇宙が実在していない所から全ての概念や物事を整理・体系化し、そこを基準に現実的なを問題の解決なども展開していきます。

もう一つの大きな特徴として、この世界のあらゆる問題の根本原因を観点の問題・脳の機能的限界という概念で整理しており、その理解を深める事に重きを置いています。


更に、その観点の問題/脳の機能的限界の限界を補う新しい概念・道具としてイメージ言語・0=∞=1という新しい認識方式を提案しています。


この世界とは|タイトルも知らないVRゴーグルのゲームの中

上記に記載したように、令和哲学・nTechは「観点の問題・脳の機能的限界」の理解を重要視しており、その観点の問題を理解するためによく用いられる例えとして「VRゴーグル」があります。

私たち人類はこれまで様々な道具を発明し、文化文明を発展してきましたが、実はそれらは全て人間に対して、この世界に対して全く理解のないままに進んできてしまいました。以下の例えを共有します。

今から皆さんが新しいゲームを始めるために「VRゴーグル」を装着してみたとします。しかし皆さんは、「そのゲームがどんなタイトルなのか」「どんなルール設定なのか」「主人公はどんな役回りなのか」「何をしたらゲームをクリアしたといえるのか」など何一つ分からない状態だとします。

しかし時間がたつと周りから敵らしき何かが襲ってきて、自分の命を脅かしてきます。「なんか生き延びる必要があるらしい」ということだけは本能的に察知した皆さんは、何とかその攻撃を避け、相手を倒すための方法や武器を探し出します。

そしてそこで相手を倒すことが出来たら「このゲームは襲ってくる相手から自分を守るためのゲームっぽいぞ」と思うようになり、そこから次の攻撃に備え、身を守るための準備を整え始めます。身を守るもの、相手を攻撃するものなどを準備し、さらに自分と同じようなプレイヤーがいることも知り、その相手とも何とか協力し合えるように、自分に敵意がないことを分かってもらうために、必死に笑顔をしてみたり、挨拶をしたり、バンザイなどをして、とにかく協力し合えるように努力します

そういった日々を過ごしていくうちに、ほとんどの攻撃からは身を守れるようになり、何とか自分や仲間たちが安心して過ごせるようにはなってきました。しかし次はいきなり、この前まで協力しあっていた別のプレイヤーたちが自分たちを襲ってきたのです

全ては人間の認識現象|存在と認識の関係性

令和哲学・nTechでは、上記はただの例えではなく私たち人類の現在地がこの状態であると整理しています。少し前であれば多くの人が「そんな馬鹿な」となる話かもしれませんが、映画マトリックスを皮切りに脳科学や認知科学が発展した現代社会では、多くの人たちが共感できる世界観ではないかと思います。

更に令和哲学・nTechでは「この世界は人間の脳が認識している人間独自の宇宙でしかなく、錯覚・ホログラムである」としており、これまで科学が中心に解き明かしてきた自然現象や社会現象、心理現象、歴史文明現象などは全て「人間の認識現象」として整理をしています。

これは更に言えば、これまで科学が解明してきた重力方程式や相対性理論などはあくまでも「人間の脳」にとっての原理・原則でしかなく、カエルの脳、蛇の脳、犬の脳など、全く異なる観点・脳から観測すれば全く異なる世界観が映し出されてくるということになります。

つまりその基準点から見れば、科学技術が大前提としていた「存在に認識が従う」のではなく「認識に存在が従う」という、カント以降に台頭している認識論を現代科学と融合可能にし、私たち一人一人の実生活レベルでも活用可能にする「認識主体・人間そのもの」の可能性・尊厳性を回復する大きな一歩でもあります。

更にこれらを実生活レベルに落とし込めば、これまで多くの人が自分の人間関係において「嫌いな人・好きな人」が存在したとするならば、それに対して「嫌いな人・好きな人」が存在するのではなく、自分の認識方式がそういった対象に対して「嫌い・好きと感じてしまう」だけであり、自らの認識を変化することさえできれば、そういった相手に対してもより深い相互疎通を図ることが可能になる可能性を提示する概念でもあります。

これはITインフラの進化によって、社会も人間関係も複雑化・多様化された社会情勢においては大きな可能性を秘めていると確信しております。とはいえそんな簡単に、嫌いな相手を好きになることも受け入れることも難しいと思いますし、そこに対して多くの人はかなりの抵抗があるいと思います。

脳のVRゴーグルを外す技術・哲学|令和哲学・nTech

令和哲学・nTechは、上記のように全てを「人間の認識現象」と整理するとともに、そんな脳の機能的限界を越えられず、脳のVRゴーグルを外せないことが、これまでの人類の大きな限界であったと整理しています。

しかし逆に言えば、そんな脳のVRゴーグルを外すことさえできれば、タイトルもルールも知らなかったゲームの外に出ることが可能になり、「一体このゲームはどんなルールで、自分とはいったいどんな存在で、何を行えばいいのか」などの全体像が理解できるようになります。

例えば地球の外に出ることで、地球がどんな色・形で、どんな動きをしているのかが理解できるように、ゲーム全体の設計図が見えてくるようになります。

ではそんな脳のVRゴーグルを外すためにはどうしたいいのでしょうか?

脳のVRゴーグルを外すために|存在と動きの関係性

そのために大きく転換しなければならない概念が「存在と動きの関係性」です。

私たち人類はこれまで脳のVRゴーグルをかけた状態で、様々な現象を観察、整理、体系化し、文化文明を構築してきましたが、それらの大前提に「存在が動く」というものがあります。

しかしそれらを精密に観察すれば、現代科学が解き明かしているように、全ての存在は分子から成り立ち、その分子は原子によって、更にその分子は素粒子によって、更にその素粒子は量子振動によって、最終的にはHimo・膜によって成り立っていると解明されています。

脳で見える世界を基準にすれば、物質世界はどう見ても止まっているように見えますが、脳には大きな不完全性があるため全ての物事を正確にとらえることが出来ません。

ですのでそれら存在の秘密を人間の目ではなく、電子顕微鏡などを活用し観察することで、実は全ての存在は固定しているものではなく、そこには常に「動き」が生じていることが分かります。つまりこの世界の本質とは、「存在が動く」のではなく「何かの動きが存在を存在させている」と整理することが出来ます。

この「固定」のイメージから「動き」のイメージへ切り替わることは、この世界の本質を洞察するための大きな転換となります。

そして令和哲学・nTechでは、全ての存在の本質を「源泉動き」と呼称し、それを理解するための概念として力動的な言語・数式「イメージ言語・0=∞=1」を開発し、誰もがその世界を理解・活用可能な再現性あるものとして体系化しました。

ここまで共有したように、存在と認識の関係性、存在と動きの関係性に対しての基準点の転換が起こることが、この世界の本質を洞察するにおいてとても重要になってきます。

新しい認識方式の獲得|力動的な言語・数式「イメージ言語・0=∞=1」

それらの概念を深く理解し、脳の認識方式だけではなく、新しい認識方式として「イメージ言語・0=∞=1」の動きのイメージを獲得することによって、VRゴーグルが生まれる仕組みや目的を、暗記ではなく自らの力で理解することが可能となり、VRゴーグルを外して全ての全体像が整理され、全く新しい生き方を始めることが出来ます。

それら全てのイメージを本noteで共有することにも限界がありますので、ここまでを読まれて興味を持っていただいた方は、Noh Jesu氏の著書や、nTechの基礎コンテンツをeラーニングで学べるnTech Online Univ.には、これらを一つ一つ理解していくことが出来るように体系化されていますので、ぜひそれらの内容を自分のものとして、現在抱えられている問題解決の一助のしていただけたらとても嬉しく思います。


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