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弊社の給与システム解明:エンジニアがX上で明かす給与明細

弊社は待遇面が良すぎて「怪しい」と言われるらしいです。
こんなに還元率が高くて会社は経営できるはずがないとか・・・

これを受けて、弊社で働くエンジニアの社員がX(旧Twitter)で実際の給与明細を公開しています。給与明細は個人の財務状況を把握するための重要な個人情報です。彼らが弊社に対する疑念を払拭するために、敢えて公表してくれていることには感謝しかありません。

給与明細の詳細に入る前に、弊社の給与体系について説明します。まず、入社後最初の3年間は時給制で働きます。時給制における給与分配率(請求単価に対する給与の割合)は68%です。たとえば、時間単価が5,000円の場合、時給は3,400円となります。加えて、交通費が月上限15,000円まで実費で支給されるため、実際の給与分配率は約70%に近くなります。新興のSES企業における、社会保険料の会社負担を含む還元率で考えると、割合は約80%に近いものとなります。

IT/通信系分野の月額請求の際の計算は、時給制と同様に68%を掛け月給を算出します。月額請求100万円なら月給68万円+交通費の支払いとなります。

3年間の在籍後、プロフェッショナル制度(以下、プロ契)が申告制で適用されるようになります。プロ契約は、この68%の時給制に加え、年3回のボーナスが支給されます。ボーナスの計算式は複雑なため面談時に個別に説明しておりますが、ボーナスを含めた給与分配率は実績として80.2%です。これはSES企業が示す還元率の90.8%に相当します。

10年の在籍で、「さよならマージン」と呼ばれる制度が申告制で適用されます。この制度では、給与分配率が80.3%となり、社会保険料の約10%を加えると、SESの示す還元率が実質100%の給与制度となります。

会社の収益がなくて、会社を運営していけるはずがないという声が聞こえますが、さよならマージンに対する弊社の考えは、こちらでまとめていますのでご覧ください。

*勤続年数に応じて給与体系が変化する

弊社の給与体系は、勤続年数に応じて時給制、プロ契、そしてさよならマージンという三段階に分けられています。それでは、実際に弊社のエンジニア社員がX(旧Twitter)上で公開している給与明細を見ていきましょう。

上記の給与に加え、年3回のボーナスが支給されます。ボーナスの総額はおおよそ150万円から250万円になり、その結果、年収は700万円から1000万円程度と予想されます。

ただし、弊社の課題は、年収が1000万円前後までは射程範囲内にあるものの、それを超えると難しくなります。そのため、現在は人月単価の請求ではなく、請求単価の幅が広いチーム請負を積極的に推進し、この課題の解決に取り組んでいます。

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SES企業や技術派遣で働いているエンジニアの皆様、必見です。

現在の勤務先で適切な扱いを受けていないと感じている方、たとえば適切な評価を受けられない、単価情報が非公開であるなどの待遇面に不安を持っている方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社はopenwork「社員待遇面ランキング」人材業界部門で第1位を獲得しています。

この成果の背景には、客先への請求単価に対する還元率がNo.1、客先からの引き抜き(正社員転職)が可能、フリーランスへの独立支援など、エンジニアの皆さんに寄り添った運営があります。

企業側が操作できない口コミサイトでの社員の声には、真実が込められています。私たちは他社とは違い、社員に対して口コミサイトへの口コミ投稿を強制したり、依頼したりすることはありません。これらはすべて社員や元社員による自発的な評価です。

現状の待遇に疑問を抱えている方がいらっしゃれば、カジュアルな雰囲気のオンライン打ち合わせでお話ししましょう。


請求単価をご存じの方は、下記のサイトで簡単に給与シミュレーションを行うことができます。まず、月給(月額請求)または時給(時間請求)の計算区分を選択してください。その後、単価を入力していただくと、以下の情報が算出されます。

1.1年目からの「通常契約」時の年収
2.4年在籍で適用される「プロ契約」時の年収
3.10年在籍で適用される「さよならマージン」時の年収

弊社では、勤続年数に応じてマージン率を低減し、還元率を高める仕組みを導入しています。


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