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落とし穴はときどき透明になる(労働者マインドを抜け出したい話)

昨日の鳥井弘文さんのvoicyをきいて、長年のモヤモヤに形が与えられた気がしたので書きます。(思考メモ)

鳥井さんvoicyの内容を簡単に

鳥井さんのこちらのvoicy内容で、私に刺さったところを簡単にまとめると・・・

・ユーザー行動、消費行動をしている間にも僕らは労働している。

・NFTやFiNANCiEを盛り上げている人たちは、労働をしているのか?消費をしているのか?を考えてみると、盛り上げているうちに、価値が上がっていく、つまり結果として労働や消費をしているうちに生産活動をしていることになる。

・しかし、古典的な労働にとらわれていると本当に大事なものを見誤る可能性がある。報酬がもらえる「作業」を労働だと思っている人≒作業に当てた時間の対価が労働の対価であると思っている人=労働者マインド。
これは、小銭稼ぎみたいなものであって、資本作りではない。

・資本が増えるような行動をコミュニティ全体でやることがこれからは重要になる。株でもNFTでも、資本の一部を自分自身がもってみることで身体知としての理解に繋がる。

・どんな行動をすれば資本がふくれていくのか?がわかってくる→これからに必要な生産活動はなにか?がわかってくる。

自分は、労働者マインドだったのでは?

ここからは自分のこれまでの行動について考えてみる。

私は個人事業主であるけれど、まだまだ労働者マインドだったんだな・・って思った。
「この活動はお金につながるのかな?」って考えてしまうことがあって、それが無意識のうちに自己批判につながって、自分にブレーキかけていたと気づいた。

今すぐのお金に直結していなくても、長い目でみてつながっているだろうことは理解していても、時間がないとか、お金の不安とか、欠乏の感覚が強くなると近視眼的になり、とくに不安が強くなる。

NFTコミュニティで活動していても、コミュニティが盛り上がって、NFTの価値が上がっていても実感が湧いていなかったし、そこまで自分にリターンはないと思うことがあった(これも近視眼的でテイカー的な発想)。(数字には注目していなかったというのもある・・)

落とし穴はときどき透明になる

欠乏に追い立てられていると、長期目線がもてない。
そう、知識としては理解している。だから余計にタチが悪い。楽観性バイアス?ダニングクルーガー効果?心理学的な名前がある現象だと思うけれど。

「知ってる=できているではない」
これも何回も聞いたような言葉だけど、やっぱりできていない。
落とし穴はときどき透明になる。

鳥井さんvoicyで出てきたこの言葉。
「資本の増加に寄与する行動こそが労働である」。

これは、コミュニティ活動だけでなく、自分の事業にもいえる。
「今している行動は、資本の増加に寄与している?」と自問してみよう。
そうすれば、お金の勉強だって、読書だって、Xのポストだって、コミュニティへの書き込みだって、すべて「YES」になる。
直接リターンはなくてもいい。つながっていればいいんだ。

労働者マインドだと、クライアントワークしてるときにしか自分のやっていることを肯定できなくなる。
だから苦しかったのか。
だから、続かなかったのか。

確実に未来にとっては良いとわかっていても、発信や出版、コミュニティ活動へのコミットになにか後ろめたいものを感じていたのは、そのためか。

「こんなことやってていいの?」「こんなことしてないで金稼げ」って、無意識に自己否定をして、自分にブレーキをかけていたのはそのためか。

だから、成長しなかったんだ。
自分を応援できていなかったんだ。
足取りが重かったのは、そのためか。

「希望や一発逆転を信じてコツコツと」というメッセージは私には届かなかった。

だけどこの一言は届いている。
「資本の増加に寄与する行動こそが労働である」

これからは「今している行動は、資本の増加に寄与する?」→「YES」→「じゃあOK、じゃあやろう」と自分を励まして、ブーストかけていきたい。

足取り軽く、スキップするみたいに、今やってる仕事、活動(鳥井さん風にいえば労働)をしてみたい。


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