モバイルハウスの旅から学ぶ幸せな暮らし in 神奈川県相模原市

Social Design Girls 17 (SDGs 17)のテーマはどのように選んでいるのか?という質問をたくさんいただくので、撮影の裏側・テーマ設定について・考察の補足などを行っていこうと思います。

 今回、ご紹介するテーマは、神奈川県相模原市で「モバイルハウスヴィレッジ ぼちぼち」を作られている生活冒険家の赤井成彰さんから「モバイルハウスの旅から学ぶ幸せな暮らし」についてインタビューをしました。

 赤井さんは、当たり前と思い込んでいる生活の見直しを行いたいと、脱サラし、モバイルハウスを自ら製作して日本全国を旅されました。今回は、旅から戻り、新しい生活実験として、「モバイルハウスヴィレッジぼちぼち」という新しいプロジェクトをはじめられると伺い、インタビューに出向きました。
 赤井さんは、豊かな暮らしには、”ヒト”の繋がりが大切だとインタビューで熱弁されています。この言葉は、自らモバイルハウスにて旅をした結果、実感したことだとおっしゃります。経験談に基づく言葉だからこそ、重みを感じました。このような経験から、赤井さんは、ヒトの集う場所を作りたいと考え、「モバイルハウスヴィレッジぼちぼち」という新しいプロジェクトを始められました。
 
 赤井さんのインタビューの中で人と会わない生活の寂しさについて熱く語られています。現在、世界中で猛威を奮う新型コロナウイルスによって、多くの人が、人との交流のあり方を考え直さなければならなくなりました。人と交流をしなければ寂しくなりがちな私たちは、人との交流を未知のウイルスによって奪われてしまっているといえます。この現状を考えると、赤井さんの経験談は、とても重みのある言葉に聞こえます。私たちは、未知のウイルスによって、命の危機はもちろんですが、経済的な意味の他に情緒的な意味の"豊かな暮らし"も失いつつあるということです。

 石蔵分信さんの著で「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬舎新書)」
 https://www.amazon.co.jp/dp/4344983556
に米メリーランド大学の研究結果が紹介されています。それは、男性が1日に発する単語数は平均7,000語であり、女性の場合は平均20,000語の言葉を発しているというものです。男性よりも女性がおよそ3倍もの単語数を発している理由の1つは、女性は話すことがストレス発散に繋がりやすいからとされています。さらに女性は1日に6000語以下しか話せないと、脳がストレスを感じやすくなり、うつ病などを発症しやすくなってしまうそうです。言われてみると、紳士的な男性(モテる男性)は、女性の話を聞き、キーワードを拾いながら安心を与えて会話をすることができるといえるような気がします。

 このような研究成果からも人は、"豊かな暮らし"を行うためには、人との交流が必要不可欠な生き物だといえます。これらのことを踏まえ、ニューノーマルのライフスタイルを見据えながら、人との交流の大切さを今1度見直していくことが大事なのかもしれません。

 Social Design Girls 17 は、インタビューを通して地域の魅力を発信することに留まらず、インタビューをする若者が多様な価値観に触れ、成長し、自ら考えて行動する機会に繋げて欲しいという願いが込められています。

 ぜひ、みなさん応援してください。

 Social Design Girls 17 の詳細は、下記のページをご参照ください。活動に参加したい大学生も募集しています。
https://broup.net/project/sdgs17/

よろしければ、下記のリンクから動画をご参照ください。
チャンネル登録・高評価・シェアのご協力よろしくお願い致します。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLndBlBBI2UN-QRk0moUuydTEua-Ll937j

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?