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プロの世界で活躍する同級生たち Part1


みなさんいかがお過ごしでしょうか。開幕の目途が立たず、先が見えない状態ではありますが、今日は私と同世代のプロ野球選手についてnoteを書いていきたいと思います。

1980年生まれの松坂大輔、杉内俊哉、村田修一ら「松坂世代」、1988年生まれの斎藤佑樹、田中将大、坂本勇人ら「ハンカチ世代」などプロ野球にはある年代の選手たちを一括りにすることがあるのはご存じでしょうか。

私が生まれた1996年、今年24歳を迎える世代にも上記世代にも匹敵する素晴らしい選手たちが勢ぞろいしています。そんな”私と同級生にあたる世代”の素晴らしい選手たちに、このnoteを読んでぜひ注目していただければと思います。

高校時代から名をはせ、私をテレビ画面にくぎ付けにした選手。大学時代に圧倒的な成績を残し、東都リーグ所属の某大学にいた私の耳にもその名前が聞こえた選手。

それら同年代の選手に対して私が持つ憧れや尊敬を十分に込めて、このnoteで紹介していこうと思います。

面白かったら是非、Twitterのリツイート等でシェアしていただけると嬉しいです!

では今回は高卒でプロ入りした選手から紹介していこうと思います。全員は紹介できないので、その旨だけはご了承ください。


岡本和真(読売ジャイアンツ)1996年6月30日生

まずは彼、「巨人の4番」という呼び名もすっかりも定着した、球界屈指の主砲・岡本和真。

智弁学園高等学校から2014年ドラフト1位で巨人から単独指名を受けた岡本。高校通算73本塁打の記録をひっさげ、プロ入りの扉を開いた。

プロ3年目となる2017年まで1軍での本塁打は1本にとどまっていたが、オフに退団した村田の背番号25を受け継ぎ、続く2018年に一気にブレーク。.300 30本 100打点をプロ野球史上最年少で達成した。

岡本の性格を表す代表的なエピソードとしては、阿部に貰ったバットが自分に合わなかった際に、ベンチに置いたままにして結局阿部本人に回収させたり、手術を終えた小林誠司に対して退院祝いとして自分の写真をプレゼントしたりと、かなりわが道を行くタイプの選手であるとわかるエピソードが。

ただ、岡本和真のそんなところに惹かれる人も多いのではないだろうか。実際私もその一人で、発言や行動とプレーの華々しさのギャップに魅了されてしまった。

ブレることのない強靭な心を持っているから彼だからこそ、「巨人の4番」としての成績を残しているんだろうなぁと感じる。

今後は.280~.300 30本を連続して達成していく可能性は大いにあると私は思っていて、さらには40本打つ可能性もあるんじゃないかなぁと思う。

これは余談ですが、岡本のおしりと足は映像で見るより現地で見るとガチで凄い。これはフィジカルエリートが集うプロの世界でも目立つ太さで本当に驚かされる。


高橋光成(埼玉西武ライオンズ)1997年2月3日生

続いては2013年夏の甲子園を当時高校2年生で初出場・初優勝へ導いた彼。

昨年キャリア初の2桁勝利を挙げ、西武のエースへの歩みを大きく進めた高橋光成。

群馬の前橋育英高校から2014年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから1位指名を受け、プロの世界へ。

高校時代の高橋光成といえば2年生での夏の甲子園。甲子園初出場を果たした、前橋育英のエースとして同校の甲子園初出場での初優勝という偉業を達成した。

プロ入り後は1年目から1軍デビューを果たし、プロ初完投・初完封も果たした。2年目も1軍で118回を投げたが、3・4年目は10試合以下の登板に留まっていた。憧れの西口文也の背番号「13」を受け継いだ、プロ5年目の昨季はチーム唯一の2桁10勝をマークし、大きく飛躍した年となった。

190㎝ 105㎏の日本人離れした体躯から放つ150㎞/h超えのストレート、落差と速度を兼ね備えた高速フォークにスラット気味のスライダーなどを投じる高橋光成だが、私はまだまだ未完成だと思っている。2桁勝利を挙げたとはいえ、打者を圧倒するシーンは少なかったように思えた。ストレートや変化球の質や精度が向上したら…と思うとワクワクする。支配的な投球ができるに違いない。


安楽智大(東北楽天ゴールデンイーグルス)1996年11月4日生

次は私たちの世代で甲子園を最も沸かせた投手である彼。

2年夏の甲子園で甲子園歴代最速となる155㎞/hを記録した安楽智大。

愛媛の済美高校から2014年のドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスと東京ヤクルトスワローズから1位指名を受け、抽選の末に楽天へ入団。プロの世界へ進んだ。

2年夏の甲子園での甲子園最速の前には、愛媛県大会で157㎞/hも記録している怪物。3年時の甲子園出場は果たせなかったものの、高橋光成同様2年時から超高校級の印象を世間に与えた。

プロ入り後1・2年目は2軍で育成する方針だったようだが、1年目のシーズン後半に1軍初登板・初先発を果たし、球団初の高卒新人投手による1軍初登板・初勝利を達成した。その後は怪我や不調に苦しみ、1軍で目立った活躍をするに至ってはいないが、まだまだ発展途上。あの夏のように輝くことを期待せずにはいられない。

輝かしかった高校2年生の時から一転、悔しい思いを多くしたであろうプロの世界だが、どんな形でもいいので1軍で輝く安楽が見たいと私は思います。


松本裕樹(福岡ソフトバンクホークス)1996年4月14日生

2014年甲子園、青島・平山・杉崎・小笠原・吉田凌ら超高校級の選手を揃えた優勝候補筆頭・東海大相模に対し右肘炎症を抱えたまま登板し、巧みなピッチングで退けた投手を覚えているだろうか。

安楽・高橋光成に並ぶ資質の持ち主と言われた松本裕樹。

岩手の盛岡大付属高校から2014年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受け、プロの世界へ進んだ。

高校時代は最速150㎞/hのストレートだけでなく制球・変化球・投球術に至るまで高校トップクラスの実力を持っていただけでなく、打者としても1年秋から中軸に座り、高校通算54本塁打を放ち、その怪物っぷりは投打にわたって発揮された。

プロ入り後1年目は右肘痛のリハビリに費やしたが、2年目のシーズン後半に1軍初登板を果たした。プロ3年目の2017年には初先発も果たし、シーズンはプロ初勝利含む2勝を挙げた。しかし、高校時代に150㎞/hを記録した速球はなりを潜めていた。2019年は8月に腰を痛め降板し、不本意な形でシーズンを終える形になったが、151㎞/hを叩き出すなど球速の上昇が見られた。

高3の甲子園の東海大相模戦では140㎞/hにも満たないストレートで「大丈夫か?」と思いながら見ていましたが、100㎞/h前後のカーブやスライダーを混ぜて、巧みに打ち取っていく姿を2009日本シリーズのダルビッシュと重ねながら見ていた記憶があります。

今年の春季キャンプから松本は別人のような投球を見せていました。150㎞/h以上を計測することもあり、スライダーも非常に良かった印象です。今年は活躍してくれそうな気配を感じました。それ故に、某ウイルスで開幕が延期になってしまっているのが残念でならない1人です。

マジで今年は活躍してくれそう。魔改造&自身の鍛錬でトップクラスになった千賀というお手本がチームにいるのは本当に大きいのかな~。


清水優心(北海道日本ハムファイターズ)1996年5月22日生

次は高校通算35本塁打と世代トップクラスの打力と二塁送球1秒78の強肩を誇ったキャッチャー。

昨季キャリアハイとなる打率.259を残し、日ハムの正捕手争い筆頭の清水優心。

福岡の九州国際大付属高校から2014年のドラフト会議で有原航平を1位指名した北海道日本ハムファイターズから2位指名を受け、プロの世界へ進んだ。

高校時代は1年春からレギュラーとなり、甲子園には高校3年の夏に出場。超スローボールで話題になった、東海大四(現:東海大札幌)・西嶋と対戦。制球力に長けた右腕に翻弄されチームは敗退したものの、自身はレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを含む2安打と実力の一端を見せた。

プロ1年目のシーズン終盤に1軍登録され、初先発・初出場を果たした。その後は着実に出場試合数を増やし、2017年61試合、2018年86試合に出場した。昨季はキャリア最多98試合に出場し、打率も.259のキャリアハイとなった。

2020春季キャンプではフレーミングの意識が見られ、守備面でもいっそうの進化が見られそうで非常に楽しみである。札幌ドームのバックスクリーンに叩き込む長打力も十分に発揮されればパリーグ屈指のキャッチャーとなるだろう。


おわりに

いかがでしたでしょうか。私にこの1996年生まれのスターたちがいるように、皆さんにも同級生にあたるスター選手がいるはずです。是非コメントやTwitterでの引用リツイートなどで、教えてくれるとこの話題が盛り上がって楽しいと思いますし私も嬉しいです!


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