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2019GW中に読んだ本(前半メイン)

ほんま長い連休で、細切れ時間に読むだけでも何冊も読めたので少しシェアします。カテゴリはばらばらですが、自然体で読んだ順にいきます。

※写真は次男にシール貼られまくったKindleです。記事は順次追記していきます。

1.プレゼンは「目線」で決まる

→マイクロソフトのエバンジェリスト、つまりパワポの使い方でこの人以上の説得力がある方はいないという方のプレゼン本。決して「トーク術」「スライド作成術」といった部分的なスキル本ではないところがすごく良かったです。プレゼンの目的は「伝える」ことでなく「行動させる」こと、そのためにプレゼン中の相手の「目線」を意識してコントロールすること。資料は配らない、ポインタは使わない、ジェスチャーはこう使う、時には画面を真っ白にさせて自分に注目させる等、実用的な話が多かったです。

個人的にプレゼン自体の苦手意識は多くないものの、スライド作りは今でも迷うことが多いです。Googleスライドをしばらく愛用していたのですが社内シェアのためには都度DLする必要があり(リンクでスライドをシェアしたら「???」という反応をされることもあり)、最初からパワポで作業するのもありかなと思っています。

※スライド作成時にいつも見返す本はこちらです。ええ本です。

2.能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」

→田坂さんの新刊で、AIに代替されない能力としての「クリエイティビティ、ホスピタリティ、マネジメント」の能力をそれぞれどのように伸ばしていくべきかという話。従来の高学歴エリートおよびベテラン社員が得意な「知識と経験の蓄積」そのものの価値が急落する、「知恵の習得プロセス」や「ノンバーバルコミュニケーション、心のマネジメント」等がキーワードになるといった話が面白かったのでした。会社などでよく「AIに代替されない人の強みをどう伸ばすか」を議論することはありますが、ゼロベースで思いつきの議論をするのではなくこういうベースとなる知識をお互いにインプットした上で方向性を議論すべきですね。身近な人にシェアしていきたいと思います。

3.劣化するオッサン社会の処方箋

→「天才を殺す凡人」にも通じる、成長を止めたオッサンが組織にしがみつくことの弊害の話。少し表現が過激なのでFB等でシェアするのは躊躇しますが、納得感のあるええ本でした。自ら学ばす経験に頼り、変化に抵抗する象徴としての「オッサン」。そんな「オッサン」に自分がなってしまわないようにほんま気をつけなあかんと背筋が伸びる思いでした。若者も本読んでイニシアチブを取っていけよというエールも良かったです。あと、チャレンジとは何かを捨てることだと断言しているのも良かったです。以前に「新しいことをする為に何をやめるのか」という議論をしようとして大先輩に咎められたことがあるのですが、キャパオーバーの美徳みたいなものはチャレンジの阻害要因なんやろなと今少し思いました。

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