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無心ということ 鈴木大拙

鈴木大拙(1870-1966) 日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者。

著書「無心ということ」の読書記録として、一部内容を抜粋。

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・無心は本能に還ること。幼児はそれを持っている。歳をとって経験を経るほど本能から離れ無心を離れていく。社会的制裁、人間的拘束、そういう鎖の中に閉じ込められてしまう。
・知恵を増やすことで、返って複雑な人間関係ができるという矛盾。
・一方で

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