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盛岡生活記

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日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
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今年のさんさ踊り、通常開催なんだね

私が住んでる岩手県盛岡市における夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」が、今年4年ぶりに通常開催するらしい。 コロナ禍の間は聞こえなかったさんさ太鼓の音が聞こえるようになるのは嬉しいね。 しまい込んでた浴衣を引っ張り出して、帯はどれにしようか髪飾りは何付けようかなどと今からわくわくしている人が沢山いるんだろうなぁ。 私もコロナ禍になるまでは毎年行ってたし、なんなら今の旦那氏と付き合うきっかけになったのもさんさ踊りだし。 4年ぶりの通常開催は、盛岡市民にとってハッピーなニュース。

寒さに無敵になれる街、盛岡❄

おん?今日結構暖かくない? あ、今朝の最低気温氷点下6℃? そんなに冷えてないじゃんラッキー♡ と、思えるくらい身体が寒さに慣れました。 この寒さ耐性がつくまでの数週間が辛い、耐性できれば無敵になれる。 そんな、寒さに無敵になれる街、盛岡❄ 寒いけど、訪れるべき都市だよ、いい所だよ盛岡❄ ◇ え……さっきから大粒の雪がもさもさ降り出した……あ、これ積もるやつ、ふわっふわさらっさら系でむちゃくちゃ積もるやつタイプの雪じゃん。 長年雪国に暮らしてると、降ってきた

松の内も過ぎまして

明けましておめでとうございますの挨拶、もう遅いかなと思いつつ、今年初めて会った人には思わずこう言ってしまう。 新しい年の始まりです!なんて、ネットやメディアが盛り上がってたのはほんの10日前なのにね、もうすっかり「新年の特別感」は消え去り、良くも悪くも普通の日が戻ってきちゃったね、おかえり日常。 2022年初投稿、さて今年はどんな風に過ごそうかしら。 約2年ぶりに再会した親友Sと今年について話した時、頭に浮かんだのは「写真を撮ること」と「文章を書くこと」だった。 この

盛岡、冬の総括

今年の冬は寒かった、雪がとても多かった。 通算の雪かき作業時間、記録しときゃよかった。 「あ~~雪国東北に生きてるな~~」と実感する、実に冬らしい数ヶ月だった。 道路を我が物顔で占拠していた根雪は消え去り、冬靴たちは心なしか肩身狭そうに玄関に収まっている。 某メーカーの高機能インナーも防寒具もまだ手放せないけど、確実に季節は移り変わっているのね。 耐え忍んだその分、春が来たときの喜びが大きい。 最近では、晴れた日中ほど春の匂いが感じられる。 春の匂いの元ってなん

Ciita

穏やかBGM、温かみのある内装、窓から柔らかく入る日差し 時間がゆっくり流れる条件ってこれではないかしら。 ◇ 盛岡市前九年にあるCiitaというカフェに行ってきました。 館坂交差点の近く、車通りの多い道路に面した場所にあります。 外観はぱっと見「普通のおうち」という感じ。(良い意味で、です!) 壁に店名が書いてあるんですよ、書体かわいい 中に入ると、木のぬくもり溢れる家具に間接照明、小ぶりな棚にみちっと置かれた書籍たち、窓際に並べられた食器の数々に目が留まりま

天候報告書

1/13(水) 朝、ドアを開けたら街が薄い霧に包まれていた 日中は曇り、久しぶりに厳しい寒さが緩んでいた 夕方、仕事から歩いて帰る途中、いつもよりは薄手のアウターを着ていてもちょっと汗ばむくらいの気温 夜、この時期には珍しく、窓に打ちつける雨音が聞こえてきた ◇ 1/14(木) 朝、全然溶けてない雪をびしゃびしゃのシャーベットみたいにするほどの雨、中途半端に溶けたせいで街の至るところにでっかい水溜まりできてた 日中、晴れ、気温が上がってプラスの3度、超あったけ

一気に

冬本番になりました、盛岡。 一晩で街は真っ白になり、気温はあっという間に氷点下。 ここが首都圏ならば全国ニュース並みの出来事なんだろうけど、東北ですからね。 雪かき用のスコップやスノーダンプはみんな持ってるから慌てることなく雪かきしてるし。 雪道だってなんのその、滑りにくい仕様のブーツ履いてなに食わぬ顔で通勤・通学。 よく東京なんかだと雪の積もった道で転んでる人をニュースで流したりするけれど、映像見る限り、「そんな踵から着地するような歩き方したらこけるに決まってるべ

じわじわと

寒くなってきました、盛岡。 今まで割りとテキトーに付けてたスヌード、首もとの隙間から寒さが入ってこないよう完璧に巻いてみたり、朝どんなに慌ててても手袋をはめるようになったり。 エアコンの設定温度も上げちゃうし、こたつも欠かせない。 天気予報では「氷点下」というワードが聞こえ出すし、水道管凍結情報も流れるようになった。これって雪国限定? 車運転しようにも、フロントガラスも凍ってるから解氷スプレーは必須(近所のドラッグストアで200円くらいで買えるからありがたい)。 ま

もりおかプレミアム付商品券使ってみた

ついに我が家でも買っちゃいました、プレミアム付商品券ってやつ 1人あたり最大5万円分まで購入できて、実際は6万円分まで利用できるし、使えるお店もスーパーやら飲食店やらめちゃくちゃ沢山あるってことで購入 ▽上手に説明できないからリンク貼っとく http://www.city.morioka.iwate.jp/jigyousha/sangyo/shogyo/1031899.html ということで、早速今日使ってみました 盛岡市内の某靴屋さんチェーンにて、定価4,290円(

冬支度と秋桜

昨日、滝沢にある実家へ冬支度に向けた品々を取りに帰った 今旦那氏と住んでるアパートはあまり広くないので、季節物は実家に置かせてもらい、シーズンが来る度にアパートのものと入れ替えをしている 置いているのはもともと私の部屋だった場所、私が実家を出たことですっかり物置と化してしまった 夏の間中レギュラーで頑張ってくれた夏物たちをしまい、来るべき極寒期に備え冬物たちを引っ張り出す お久しぶりだねウルトラライトダウン、今年もよろしくヒートテック 実家という名の無料レンタルスペ

秋とライブ

はぁーーライブ行きたい 目の前で演奏される爆音浴びたい 最後にライブハウス行ったのが今年の2月あたまだから、もうかれこれ8ヶ月も期間が空いている 邦楽ロックにハマって数年、毎年のライブ参戦数は2桁が当たり前だったのになぁーー もちろん、このご時世に合わせてオンラインライブも沢山観てるけどさ やっぱり生音が恋しくなるんだわ あと、メンバー同士の絡みとか機材とか照明とか、入場待ちで並んでる時間すら懐かしく思える ◇ 3週間近く前の話 毎年盛岡市内で開催されるいし

note

岩手県盛岡市内丸に、その名もnoteというカフェがある。 櫻山神社のすぐそばにある建物、その外壁に刺さっている白い旗が営業中の目印。 通りを1本入って右手側にある小さな入り口、細くて狭い階段を慎重に上ると店のドアが現れる。 店内は温かい色の照明。 私は櫻山神社の通りが見下ろせる窓際の席が好きで、空いていればそこを選びがち。 至るところに本や雑誌、映画のポスター、お洒落な雑貨。 行く度に感性をくすぐられる。 ドリンクやデザートはもちろんご飯も食べられるから、いつど

四季の終わり

夏が終わるときは切なさを感じるのに、 冬が終わるときは春を待ち遠しく思う。 秋の侘しさと春の期待感。 どちらも季節の移ろいにすぎないのに、こんなに感情が極端なのは何故。 ◇ 今日の盛岡は快晴、むちゃくちゃ暑い。 ということで月初に岩泉で撮った紫陽花で涼しさを。 最近になって紫陽花の美しさに気づいた。 好きな花ベスト3に入ってる。 葉っぱがハート、めんこい。 今年はさんさもなくなって、夏の風物詩である甲子園もなくて、天気予報の数値でしか季節を感じられない。

響かない

さんさの太鼓も笛の音も、通りの雑踏も露店の呼び込みも、何の音も聞こえてこない盛岡。 毎年8/1~4は盛岡さんさ踊り。 どの日に行こうか誰と行こうか、手帳と顔を付き合わせながら計画を立てるのが毎年の楽しみだったのに。 今年はどの浴衣着ようかな、小物ちょっと買い足そうかなって悩むのが醍醐味だったのに。 最終日が終わると、「あーもう盛岡の夏が終わるなー」って無駄に嘆くのが恒例だったのに。 今日は8/5、盛岡の夏を感じきれないまま今日を迎えてしまった。 日中の暑さとカレン