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入笠山でスノーシュー

23.2.4 土曜日

友人夫婦と入笠山でスノーシュー。

真っ暗のなか家を出て7時の特急あずさに乗る。なぜか結婚休暇中に、2日も始発に乗って出かけている。
あずさは新幹線より快適だった。旅行気分ですごく楽しかった。
お腹が空いていて、朝握ってきた大葉味噌のおにぎりはあっという間になくなった。

小淵沢であずさを降りると、山並みと天気がとても綺麗だった。富士見駅に着くと、びっくりするほどバス乗り場から混んでいる。
富士見パノラマリゾート着。友人夫婦と合流し、ゴンドラ券とスノーシューレンタルを2手に分けて済ませるが、やっぱり、どっちもものすごく混んでいた。レンタルの受付の人も「今日はすごくて」とてんやわんやしていた。
レンタルを済ませてゴンドラに向かうがまた行列。やっとスタートの山頂駅に着いたのは11時だった。かなり気持ちが焦って、装備を身につけるのにも手間取ってしまう。

ようやく歩き始め。ストックも手袋も邪魔をして、ペース配分にも焦っていて、なんだか写真がぜんぜん撮れない。でも、スキー場のBGMが聞こえなくなって静かな中を歩くのはたのしい。

湿原ではそりをしている人がいた。晴れていて、「露出下げとかないと真っ白になりますね」との友人の声に、慌ててカメラをいじった。(このあたりの写真は見事に白飛びしていた)

マナスル山荘に到着。ここで、お昼を食べたかった予定がこちらも大行列。どうにも食べられる見込みがたたなくて、先に山頂を目指すことにする。みんなたのしみにメニューを見ていたので、申し訳ない気持ち。
大きな犬がうしろで戯れていて可愛かった。

山頂までの道は、そこまでが平坦だったから、登りはじめは息が上がってつらかった。

夏のサルオガセは湿度でとろとろして見えたけど、冬はなんだかさらさらという感じで、季節で森の見え方がぜんぜん違うんだなあと思っておもしろかった。夏、山を撮る写真家さんが、100回は八ヶ岳に登ってる、といっていたのがわかるような気分になった。
雪は、湿原よりも厚くてふかふかだった。
後ろからくる集団に気持ち急かされながら登る。
森林限界を超え頂上につく。
八ヶ岳の頂上は雲をかぶっているけどよい眺めだった。
嬉しかったけど、風がとても強く、ものすごく寒くてすぐ撤退。雪もちらついていた


降りる方角を間違え、すこし遠回りした道でマナスル山荘まで戻る。
はじめは少し焦ったけれど、道はふかふかで
静かで、すこしプーさんの森のようでよい道だった。
途中で夏に通った道だと気がついたけれど、ずいぶん違ってわからなかった。
お花畑に出ると、もう雪はふっかふかでスノーシュウで滑るような感じでおりた。
みんなヒップソリをしていた。坂の途中に小さなかまくらをつくって柴犬と遊んでいる人がいてとてもよかった。


マナスル山荘はもう泊まりの時間になってしまっていたけれど、お願いしたら七味を買わせてくださった。

帰りのゴンドラで、また夏にきましょう、と彼女らが言ってくれたのが嬉しくて救われた。
本当に次はゆっくり歩いてたくさん撮りたい。
レンタルを返しに行く道で、友人がコンペでグランプリをとって、よかったという話をした。
話しながら、彼女もちゃんとしている子なので、わたしもなんかしないととすこし焦った。
すこし食べて、お土産をさっとみてバスに乗る。
小淵沢のホームで、よいレンズフィルターを教えてもらった。お話しできてよかったし、ありがたいなあと思った。
帰りのあずさで、お土産に買った「八ヶ岳ミルクドーナツ」をわけて食べ、さつまいも蒸しまんじゅうを食べてあったかいお茶を飲んだ。
山に行ったら、旅行が終わった寂しかった気持ちがひと区切りついて安心した。

立川駅で解散。なんとか家まで帰って、お風呂に入って疲れているくせにたくさんご飯を用意して食べる。
小松菜たまご炒め、麻婆豆腐、キャベツの塩昆布和え、ヤオコーの肉団子。
七味ビールはじわじわ辛くて美味しかった。

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