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ぺぺぺ経理課 ~任意団体の確定申告~

3月のエッセイです。
今回は早めに書きました。
というのも、確定申告の準備が面倒でこちらに逃げてしまいました。

私はペペぺの会という、演劇をつくる団体に入っています。
任意団体なのですが、チケット販売等の収益事業をする団体なので、人格のない社団法人として、法人と同じ確定申告をしなければなりません。

もうすぐ決算の時期です。
確定申告というものは、誰でもできるようになっている、はず。
(でないと、みんなが税金を納められなくなる)
なので、私にもできる!

と気合を入れるものの、なかなかに手強い。

ペペペの会のメンバーに手伝ってもらって、インターネットで調べたり、税務署に電話で聞いてみたりしても、イマイチわからない。
税務署の人は丁寧に教えてくれるものの、内容は一般的な税のお話になるので、果たして自分の団体に当てはまるのかどうかは、結局のところ自分で判断しなければならない。直接資料を見せながら相談したいけれども、平日は仕事で税務署に行くことができないので、有休をとって税務署に行かなければならない。

1回やってしまえば次からは幾分か楽になるのだろうが、1回目というのは、ほとんど手探り状態。

法人税、地方住民税、源泉所得税、法人税の確定申告書、損益計算書、貸借対照表、勘定科目内訳表….。
加えてインボイス制度、電子帳簿保存法なんてものが始まるらしい。

…ふう。

プロの税理士にお願いしようと思っても、費用を考えると踏みとどまってしまう。
それでも、武器を持たずに戦場に行くわけにもいかないので、とりあえず会計ソフトfreeeに登録!
日々の入出金をコツコツ記録していく。

もう、同じ悩みを抱えている団体を集めて、みんなで割り勘して税理士をよんで、アドバイスをもらいながら一緒に書類つくりたい。
と前も思った気がするが、面倒くさがり屋がたたって、結局声をかけずに今になってしまった。お金の話はなんともセンシティブで重いので後回しにしてしまう。
今からでも間に合うかな…。

ここでアーツカウンシル東京が公開している動画を見返してみる。

とても分かりやすい。
本当にありがたい。

アーカイブが見られるのは2023年3月31日まで。同じように確定申告で悩んでいる人はおすすめ。
私が見たのは以下の2つですが、個人編もあるので是非。

・7月15日(金)任意団体(法人化検討団体含む)編
・11月15日(火)特別企画(電子帳簿保存法&インボイス制度)

もっとお金や制度の勉強をしないと。
好きなことを続けていくって、意外と大変。

こんなときは宮崎駿の言葉、
「世の中の大事なことってたいてい面倒くさい」を思い出す。

面倒くさいと思っているのは自分だけではないと、元気をもらう。

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