見出し画像

【留学日記】デンマークで歳をひとつ重ねました

Hej お久しぶりです。
3週間ぶりのnoteになってしまいました。

前回のnoteを書いたときはルームメイトが学校を辞めてちょうど落ち込んでいた時かな。
学校での生活も早いもので残すところあと1ヶ月。
最近は慣れてきて比較的落ち着いた生活を送っています。

3週間の間にいろんなことが起こりました。
今回のタイトルは3週間のハイライト!

Odenseに行ってきた!

前回のnoteを書いた直後くらいに、デンマークで3つめに大きな都市であるOdenseに行ってきました。
というのも、この学校に来て仲良くなったポーランド人のお友達がそこに住んでいて、わたしたちをそこに招待してくれたんです!
彼女は事情があって今は学校を辞めてしまいましたが、今でもたまに連絡をとっています!

彼女はcollectiveというシェアハウスのようなものに住んでいます。
デンマークに住む若者の多くは家賃の節約や孤独感の軽減のためにシェアハウスに住む傾向が高いです。彼女もそのうちの1人で、一軒家を4、5人でシェアして暮らしているみたい。


dinnerは友達が作ってくれました。

日本ではスーパーなどで鮮度が低くなってきた野菜などは、値引きして再度販売されることが多いですが、デンマークでは鮮度が低くなったものは無料でもらえるみたい。
鮮度が低くなっているとはいえ、それらの野菜は全然美味しく食べられることが可能。友達もこれらの野菜を使って、ディナーを作ってくれました。

人魚姫などで有名な作家であるアンデルセンの住んでた家に行ってきました。
銅像


Odenseで有名なものといえばアンデルセン童話で有名なH.Cアンダーソン。
彼は生前Odenseに住んでいたみたいで街の至る所に彼がいました。


夜はみんなで少しだけ街に出かけました。
デンマークの飲みゲーみたいなのやったけどもうルール忘れちゃった笑笑

週末だけの滞在でしたがとってもいいリフレッシュになりました。
招待してくれた友達は彼氏と一緒に暮らしているのですがその彼氏もとても優しくて…2人して私に
「rikoはデンマークにいる間帰る場所がないから、もし普段の生活で辛かったり、息抜きしたいことがあったらいつでもここにきていいからね。」っていつも言ってくれます。
優しい出会いに感謝です。

ベジタリアンに挑戦!

私がデンマークに来て驚いたことの一つとしてベジタリアン人口の多さというものがあります。私の学校の40%ほどの生徒はベジタリアンです。ベジタリアンでいる理由は、自分の健康のため、環境のため、動物愛護のためと人それぞれです。

日本にいたらベジタリアンに挑戦する機会はないので、友達と一緒に1週間ベジタリアン生活に挑戦してみました。

率直な感想としては思ったより辛くない!
1週間しか試してないのでなんともいえませんが、飢えるほど辛いとかそういうことは一切ありませんでした。

これが私が食べていた料理の一つ

でも私は魚や肉を普段から好んで食べる方だったので、物足りなさは多少なりとも感じました。
ベジタリアンの中にもペスカタリアンという人たちがいて彼らは、肉は食べないけど魚は食べます。

もし私が何かの成り行きで、ベジタリアンにならなければいけないという状況に置かれたら、ペスカタリアンにはなれるかもなとは思います。

でも、一生、魚、肉を一切食べれないのはちょっと自分にはきついかもな。

健康上の変化ですが
1週間しかやってないので特に大きな変化は見られずでした。
でもいい経験でした。

最近本当に天気がいい

5月も後半に差し掛かり、最近本当に天気がいいです。
夜も22:00くらいまで外が明るいです。

paintingの授業では外で絵を描いています。

外で絵を描くの本当に気持ちがいいです!
風の匂いを感じて、音楽を聴いて、絵を描いて、もう本当に最高。
月曜日がpaintingの授業なのですが、毎週月曜日は幸せな気持ちに包まれています。

私が絵を描いている様子が学校の広告に乗りました。
友達とチューリップを見に行ってきました

紅茶とクッキーを持って学校の近くのチューリップ畑に友達3人と行ってきました。一面を見渡すチューリップ。
春を感じる瞬間でした。

この3人は私のルームメイトがいなくなってしまった後、私をいつも気にかけてくれて、いろんなことに誘ってくれます:)

mini study tripに行ってきました

先週の4日間、学校のみんなでmini study tripに出かけました。

augustiana museum

私のdream houseみたいな美術館でした。

素敵な庭があって、奥には湖があって光が差していて、いつまでもそこにいられそうでした。

この美術館はドイツとデンマークの国境に近いところ位置していたので、街では至る所から、英語やドイツ語も聞こえました。

普段デンマーク語ばかりの環境で耳が疲れているので(いまだに全くデンマーク語は話せません)英語を聞くと本当に安心します笑

ハイキングに行きました
この学校のみんなだけかはわかりませんが、デンマーク人お散歩大好き!
この日も10km歩きました。
道中はみんなでおしゃべりして、天気も良くて、景色も綺麗で、私もハイキングの虜です。

パドルボードをしました
先ほど最近天気がいいと書きましたが、まさかのパドルボード体験の日だけ、一面グレーの空。
一瞬気分が沈みましたが、パドルボード超楽しいです!

ウキウキの様子

オーロラを見に行ったけど、、、?
study tripの期間にオーロラが見えるという予報があって、みんなはオーロラの話題で持ちきりでした。
ワクワクしながら深夜の12時にみんなで海辺にオーロラを見に行きました。

でも、オーロラは全く見えず。ちょっとがっかり。

その代わりに一面の星空と流れ星が見えました!
iphoneでとってもこんなにはっきり星が見えるくらい星空が綺麗でした!


Sønderborg観光
最終日はセナボーという都市を観光してきました。

「あ〜私って本当に北欧にいるんだ!」ってなる
カラフルな建物たち
展望台に登りました

ゴスペルコンサートに! 
デンマークの宗教観ってどんな感じ?

私の学校のベストフレンドが街の境界で開催されるゴスペルコンサートに参加するということだったので、友達何人かとコンサートを見に行ってきました。

日本人は皆、無宗教と言いつつも、クリスマスは祝うのに神社やお寺に行ったり、
神道,仏教,キリスト教,諸教など多種多様の宗教文化が混在する
他国からしたらおかしな宗教観を持っていますよね。(描いている本人もまだ無宗教の意識あります笑)
なので、個人的に普段から、海外の人と話す時、宗教の話はできるだけ避けるようにしていました。

ですが以前、友達に「日本はクリスマスはどうやって祝うの?」と聞かれたことをきっかけにデンマーク人の宗教観についての話になりました。

私は変なステレオタイプがあって、勝手にデンマーク人はキリスト教徒の人が多いんだろうなと思っていました。

しかし、意外にも無宗教の人も結構いました!
伝統としてクリスマスは家族と祝う子が日本より多い印象ですが、彼らはクリスチャンではないけれど、日本人が神社にお参りに行く感覚で教会に行ったりするみたいです。

中には、親は宗教に入っているけれど私は全く興味がないから入っていないという子もいたり、結構宗教観に関しては私の思っている以上に柔軟な子たちが多い印象でした。

ゴスペルコンサートの話に戻りますね。
私、ゴスペルのコンサートに行くのは人生で初めてでどんなものなのかワクワクしながら行きました。
感想としては「行ってよかった!楽しかった!」
ゴスペルのエネルギッシュな感じとか、テンポ感とか、声がひとつにまとまる感じ…とても感動しました。

ゴスペルはアフリカ系アメリカ人によって作られた宗教音楽ですが、このゴスペルクラブもクリスチャンの人じゃなくても参加可能だったみたいです。

小さい街にある教会ですがとても美しい内装でした。


デンマークで年をひとつ重ねました。

このnoteを書いている
2日前の5月17日は私の誕生日でした。
22歳。立派な大人です。

友達がたくさん祝ってくれました!(日本から素敵なメッセージ送ってくれたみんなありがとう。)

デンマークでは誕生日、祝日、大事な行事などイベントのたびにデンマークの国旗を飾ります。普段なら、誕生日の人の部屋の前にもデンマークの国旗を飾るのですが、私は日本人ということで、友達が私専用の旗を作ってくれました!

rikoお誕生日おめでとうとデンマーク語、英語、日本語で書いてくれてあります。

ダイニングルームには、デンマークの国旗と日本の国旗が至る所に飾られていました!

朝食の時にダイニングルームに行くと、みんなが待っていてくれて、
rikoお誕生日おめでとうと言ってハグしてくれました:)

そして、学校で特に仲の良い2人が、前日から準備して
誕生日ケーキを手作りで焼いてくれました!

このケーキはデンマークの誕生日の伝統のケーキで、私の似顔絵がケーキに書いてあり、年の数のキャンドルと国旗が飾られています。
キャンディーを飾るのも伝統のひとつ。

もう1人の日本人留学生の子が日本語でおめでとうと書いてくれたみたいです!

大きな花束とお手紙もくれました。

去年の誕生日の時点で、デンマークに行くことは決めていましたが、
まさか、デンマーク人の友達が私の誕生日をこんなにも祝ってくれるなんて夢にも思っていませんでした。
幸せな環境にいるなとしみじみ。

22歳になったものの、感覚的にはまだ18歳でいるような感じです。
22歳世間的には立派な大人として見なされる年齢ですが、まだまだ考え方も未熟で、親にもお世話になっていますし、責任感も十分ではありません。まだ10代のままでいたいのかも…

22歳の目標は
デンマークでやりたいことを全部やること!
日本に無事に帰ること!
就職先を見つけること!
周りの人に感謝の気持ちを忘れないことです。

素敵な22歳になることを願って、今回のnoteはこの辺で。
Vi ses! またね。
次のnoteを書く頃にはここでの学校生活は終わっているのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?