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選挙2

なんかもう全部どうでもよくなる時がある。
昨年の今頃、一時のオリンピックのために公園の木が伐採されるのが嫌で一晩でZINEをつくった。今年は再開発のために神宮外苑の樹木が千本近く切られるらしい。ビル建設のために排除されるのだろう。加えて、電力が足りないから節電しろと言う。昨年はオリンピックがあったからだろう、そんなキャンペーンはなかったはずだ。

気づいたら生活や将来が金で語られて、金に追われている。拝金主義。上っ面の明るさを保てない程世の中が狂ってきていると思うが、私がおかしいのだろうか。こんなことで怒りを感じているのは。変なのだろうか。

どうしてそんなに戦争したがりに賛同するoのだろう。個人の自由、選択、楽しみ、時間、大事な人、青春、全部全部奪われるのに。軍隊や兵器が、まさか格好良いとでも思っているのだろうか。威勢のいい言葉に勘違いしていないか。美しい国、なんてどこにあった?見せてほしい。戦争は終わっていない。神風なんかない。死ぬ時はパッと一瞬で死ねると思っている人が多過ぎる気がする。苦しかったり痛かったり、そういう残酷な過程を経る。それが一生続くこともある。戦争が終わって生き残っても精神を病んだり、生き残った罪悪感や殺してしまった後悔で余生を過ごす。いいえ、日本では自衛隊が引き受ければ良い?でも戦争が長引けば戦闘員は無関係だったはずの一般人から徴集される。アメリカでは貧困層の若者が兵士に応募する現実がある。そして軍隊は、規律を乱したり体力的についていけないと容赦なく罰がくだるようなところだ。

いつの時代も悪いことを企む首謀者は直接手を下さない。負けたら手のひら返し。一晩にして神が人間になる。

理想に期待しすぎなのだろうか。でも武器を持たなくても平和は成立できると思う。人間は愚かだけど知性がある。理解し合うことができなくても対話はできる。対話すらできなくなる前に。一票を投じても何もできないかもしれない。でも、本当にすべてがどうでもよくなる前に。右も左も関係ない。そんなこと言ってられない。

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